方法3:筋肉量を増やすこと
そして体温を上げるために重要となるのが「筋肉量を増やすこと」です。
それではなぜ筋肉量が増えると体温を上げることができるのか?
筋肉には「体を動かす」という働きの他にも、「熱を作り出す」というそれがあるからです。体熱の約40%が筋肉で作られていると言われています。そのため筋肉量を増やすことで生み出すことができる熱の量も増え、体温を上げることができると言えるのです。
女性に冷え性が多いのも、女性は男性に比べて筋肉量が少ないからであると言われています。
以上のことから、体温を上げるためには筋肉量を増やすことが重要と言えます。
筋肉量を増やすには…
筋肉量を増やすには「筋トレ」を行うことが必要となりますが、それではどのようにしたら筋トレで筋肉量を増やすことができるのでしょうか?
筋肉量を増やすには、「成長ホルモン」を分泌させる必要があります。これは脳下垂体前葉というところから分泌されるホルモンで、筋肉や骨の成長を促す作用があります。
成長ホルモンは筋肉中に乳酸が蓄積されると分泌されるので、筋トレで筋肉中に乳酸を蓄積させることが求められます。筋肉中に乳酸を蓄積させるためには、中程度の負荷で筋肉に刺激を与えて、セット間のインタバルを1分程度に留め、セット数を多めに設定します。そうすることで、酸素の供給が回復しないうちに筋肉に刺激を与えることができ、筋肉中に乳酸を雪だるま式に蓄積させることができるからです。
具体的には、10回反復可能な強度で1分間の休憩を入れながら、5セット行うようにします。
痩せにくいのは「冷え」が原因かも…
今回は「体温を上げる3つの方法」をお伝えしました。この3つをセットにして実践することで、体温を上げて太りにくい体に変えることができます。
「思うようになかなか痩せない…」という方、痩せにくいのは体が冷えていることが原因かもしれません。
体温を上げる3つの方法を一度実践してみることをお勧めします。