あなたの周りには、「特別容姿が整っているわけではないけれど、何となく美しい」といった印象を持つ女性はいませんか? それは、雰囲気美人です。今回はコラムニストのにらさわあきこさんに、雰囲気美人の共通点やそうなるにはどうすればいいのかを解説してもらいます。
世の中には、「雰囲気美人」といわれる人たちがいますよね。美人とまではいえないものの、全体の印象から美人であるようなイメージを与える人です。
今回は、自分の容姿に自信が無いけれども、「雰囲気美人」には近づけるのでは? と考える人に向けて、その特徴や代表的な芸能人、雰囲気美人になる方法などを解説します。
雰囲気美人とは?
前述した通り、雰囲気美人とは「顔立ちがすごく整っているわけではないけれど、美人だと思われている人」のことをいいます。美人といわれる人と同じように、周りからは一目置かれて、憧れの目線で見てもらえることもあるでしょう。
では、どんな部分から雰囲気美人と判断されるのでしょうか? 特徴から、雰囲気美人の秘密を紐解いていきましょう。
雰囲気美人に共通する特徴
雰囲気美人の特徴を、外見・性格・言動(しぐさ)の3つの観点から見ていきます。
外見の特徴
(1)透明感や清潔感がある
透明感や清潔感は、雰囲気美人にはマストです。特に、髪や肌がきれいだと人は美しく見えるもの。
そして、その透明感や清潔感がきちんとした生活を送っている印象を与えます。なぜなら、美しい肌や髪を作るのは、規則正しい生活とバランスの取れた食事や運動が必要となるから。
よって、生活が乱れていない、意識の高い生活をしているということが想像されるのです。
(2)メイクや髪型、服装がシンプルである
2つ目の特徴は、「メイクや髪型、服装がシンプルである」ということ。特にメイクは、(1)で挙げた「肌がきれい」だからこそ、手を加え過ぎる必要が無くシンプルでいられるのです。
また、メイクや髪型、ファッションがシンプルでいられるということは、「素材(その人自身)を磨き勝負している人」だということでもあるのです。
(3)スタイルが良いという以上に姿勢が良い
実は、年齢を重ねるごとに美人と判断される要素として大きくなっていくのが「姿勢」です。いくら顔立ちが整っていてもスタイルが良くても、猫背だったりうつむきがちだったりする人は、美人には見えませんよね。
一方、バレリーナのように姿勢が良い女性たちは、目に入った瞬間から「美人」です。雰囲気美人とは、姿勢が良くて、どんな格好をしていても絵になる女性たちなのです。
性格の特徴
(1)芯が強い
雰囲気美人は、人の意見に流されることがありません。自分の意見がちゃんとあるので、ブレることがなく、そんな「芯が強い」部分が凛とした印象を与えます。
自分の世界観があるから、芯を強く持っていられるのです。
(2)隙がある
「芯が強い」とはいっても、雰囲気美人は「高嶺の花」のように他人を寄せ付けないのではありません。近寄りがたいオーラはあっても、関わってみると気さくな印象を与えます。それは、時にクシャッと笑ったり、少し抜けていたりと「隙」があるからなのです。
人付き合いに関しては、「心は開きっぱなしではないけど、閉じてもいない」絶妙な距離感を取っており、人と適度な距離を保てています。
(3)前向き
愚痴を言うことがあまりありません。それは、彼女たちが常に前を向いていて、未来のことを考えているから。
失敗しても、後悔しない。くよくよしないで次の策を考えたりすることができるから、強く美しい雰囲気をまとえるのです。