ハライチの岩井勇気が『鬼滅の刃』のヒット要因を分析している年配のコメンテーターに「的外れ」と苦言。
25日放送の『サンデージャポン』(TBS系)に、芸能界屈指のアニメ好きと言われているハライチの岩井勇気が出演。社会現象となっている『鬼滅の刃』のヒット要因を分析している年配のコメンテーターに「的外れ」と苦言を呈した。
■歴史的大ヒットを記録した『鬼滅の刃』
10月16日に劇場公開した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、オープニング興収で観客動員342万人、興収46億円超えと日本映画史上、類を見ない数字を叩き出すと、女性ファッション誌やコンビニ商品など65以上とコラボするなど社会現象となった。
岩井はTBSラジオ「ハライチのターン」で、各ニュースの年配のコメンテーターたちが、『鬼滅の刃』のヒット要因を分析しているのを見て「的外れすぎ」と苦言を呈していた。
関連記事:『鬼滅の刃』声優・鬼頭明里、竈門禰豆子を演じる苦労告白 「鬼になってからは…」
■子供から大人へ……は間違い
この日、芸能界屈指のアニメ好きとして番組に出演した岩井は、MCの爆笑問題・太田光から「おっさんの解説って的外れでイヤになっちゃうよな。鬼滅って、言ってみれば現代の悪、鬼を退治していく、桃太郎侍ですから」とボケる。
岩井は太田の発言に「浅いな……」と小声で突っ込みを入れると「僕が観た番組のコメンテーターは、子供のヒットから大人に広がったと言っていた。それに年寄りたちは納得していたのですが、逆なんですよ」と力説。
■全パラメーターが高い
続けて岩井は「そもそも週刊少年ジャンプに連載されていた漫画ですが、爆発的にヒットしたのはアニメ。そのアニメは23時半にやっていた深夜アニメ。大人から火がついて、子供にいった」と持論を展開。
さらに岩井はヒットの要因として、ストーリーの面白さはもちろん、主人公の成長や、キャラクターのすみわけ、バトル要素の充実、敵にも感情移入できることなど、全パラメーターのクオリティの高さや、コロナ禍で動画配信サイトで一気観する人が増えて、すそ野が広がっていることを挙げる。
関連記事:鬼滅の刃実写化、翔んで埼玉の出演者で可能とファン指摘 その配役がスゴい
■壇蜜、首に蛇を巻く
岩井の力説に、漫画を読んでいたという池田美優やお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄も、『鬼滅の刃』の魅力を語る。
壇蜜は「私は自分で蛇を飼っているので」と話し出すと、「(柱と呼ばれる上級剣士の)蛇柱の小芭内さんをやってみようと思って、首に蛇を巻き付けたのですが、ものすごく苦しくて……小芭内さんと(小芭内に懐いている蛇の)鏑丸くんはすごいと思います」と独特な感想を述べていた。
(文/しらべぇ編集部・津曲京介)