ユニクロと無印良品の「軽量ダウンベスト」はどちらを買うべき? 比較してみると…
この時期、何かと役立つダウンベスト。最近では街着に適した軽量型のポケッタブルタイプも販売されており、「何を買えばよいか迷う…」という人も少なくないはず。
そこで今回は、ユニクロの『ウルトラライトダウンコンパクトベスト』(税込4,389円)と無印良品の『軽量 ポケッタブルノーカラーダウンベスト』(税込2,990円)を比較したい。
なお、今回はメンズ商品を比較するが、レディースでも同様の商品が販売されているため、参考にしてほしい。
■値段やスペックは…
まず値段の違いを比較しよう。両者を比較すると1,000円以上の差があり、「値段だけ考えるなら無印良品」一択となる。ユニクロも期間限定やアプリ会員限定サービスで税抜2,990円になることがあるため、ユニクロ好きはこのタイミングを逃さないようにしたい。
そして、ダウンの膨らみをあらわす単位「フィルパワー」はユニクロが640、無印良品は750と無印良品に軍配が上がる。この単位が増えるほど「保温性に優れている」とのことなので、暖かさを考えるとこちらも無印良品のほうが良さそうだ。
ただ、コートなどの中に薄く着込んだり、都会での電車移動を考えたりすると、必ずしも暖かいから優れているというわけではない。
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■ファッション性は…
次に比較するのは、着たときの印象。身長168cm、体重61kgの男性記者がそれぞれMサイズを着るとこのような感じに。ユニクロのダウンはかなりすっきりとした見た目で、スタイリッシュなイメージ。一方の無印は、ユニクロと比較するとややモコモコと膨らんだ印象がある。
また、ユニクロは2WAY仕様。裏地に第1ボタンを留めて第2ボタンを外すと、コートのインナーなどに適したすっきりとしたVネックになるのが特長だ。
さらに、カラー展開にも注目したい。ユニクロは5色展開で、無印良品は3色展開とユニクロのほうが優勢。さらに、レディースだとユニクロは13色で、無印良品は7色とかなり差がある。
すっきりとしたデザイン、2WAY仕様、そしてカラー展開と、ファッション性はユニクロのほうがかなり優れているといえるだろう。
■収納にも注目
「コンパクト」「ポケッタブル」という商品名のとおり、どちらのダウンベストも小さくまとめて収納することができる。
ユニクロは備え付けの袋、無印良品は裏ポケットの中に収納するのだが、記者が何度か試した結果、ユニクロのほうが簡単だった。無印良品はややモコモコと膨らんでいることも影響してか、何度もやり直すほど難しい。
家で保管するときはハンガーに掛ける人が多いと思われるため、普段の使用には問題ないが、旅先で使ったときのストレスなどを考えると、ユニクロのほうが記者の好みだった。
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■どちらを買うべきか…
値段、スペック、ファッション性、収納などさまざまな点で比較したが、「オシャレで選ぶならユニクロ」「安さや暖かさで選ぶなら無印良品」と考えれば問題はないだろう。
どちらもかなりの優れモノなので、自らのライフスタイルなどを考えて選んでほしい。
(取材・文/しらべぇ編集部・二宮 新一)