
「大変なこともあるけど、今年は楽だわ……」。ママたちと話すと必ずこんな会話になります。新型コロナウイルスの影響で、毎年当たり前に行われていた学校行事が中止になったり、縮小されたり、子どもたちの学校生活にも大きな影響がでています。もちろん、その影響は保護者にも。子どもたちにとっては残念なことが多いでしょうが、保護者的には「嬉しい……」ということがたくさんあるんです。
『運動会が保護者に公開なしになったのは悲しい。けれどそれ以外は授業参観やバザー、お祭りも中止になって、学校に行く頻度がガクッと減って楽すぎる……。ずっとこれがいいな~、無理かな』
「わかる~」と感じているママは少なくないはず。この状況下で、皆さんは学校行事についてどう感じているのでしょうか。
今年は、稼働が少なくて楽!
「あればやるけれども、なければないほうがいい!」という行事が多いんだなぁと感じた1年でしたね。
『家庭訪問が電話になったのは本当に助かったな』
『参観、懇談会、PTAの集まり、なくなって嬉しい!』
『今年はクラスのママたちに全然会ってないから、来年通常スケジュールに戻ったら精神的なストレスに耐えられる自信ない』
『保護者会やらPTAやら、無駄な時間だったのがよくわかった。保護者会なんて、わざわざ集まって配る手紙を読みあげてるだけだし。あんなの手紙をもらって不明点がある人だけ先生に個別で聞けばいい』
『運動会の場所取りをしなくていい、お弁当なくていいというのが天国すぎた』
子どもたちにとっては悲しい1年
人生に1度しかない大切なイベントがなくなってしまった子どもたちは、かわいそうです。
『年長で最後の運動会だったから見たかったな。年長だけリレーがあるから頑張ってる姿を見たかった』
『運動会とか修学旅行がなくなって、子どもの思い出が減ってかわいそうだなとは思う』
『年長なんだけど、お泊まり保育を楽しみにしてたのになくなった』
『うち、末っ子が小6で、卒業アルバムの写真が何もなくてかわいそう』
『節目に立ち会えないはちょっと寂しい』
特にお子さんが年長さんや最終学年だった場合、卒業前の記念となったであろう行事がなくなりショックが大きかったことでしょう。成長したわが子の晴れ姿を見る機会が減り、親としても残念でしたね。