あびる優の子供連れ去り報道の話題の中で、両親のどちらかを選ばなくてはならなくなった子供の気持ちを、須田亜香里が代弁
SKE48の須田亜香里が、13日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演。今月10日発売の『週刊女性』が報じた、あびる優の子供連れ去り報道に関する話題の中で、両親のどちらかを選ばなくてはならなくなった、子供の気持ちについて触れた。
■あびるの子供連れ去り報道
2019年12月に、格闘家の才賀紀左衛門と離婚したあびる。5歳の娘の親権は現在才賀が持っており、報道によると、あびるは才賀に無断で娘が通うスクールへ行くことが度々あるという。
その中で、「ママのおうちに行こうか」と娘をスクールから連れ出したこともあったようだ。親権者に無断で子供を自宅へ連れ去ることは、犯罪になってしまう場合もあると、番組出演の弁護士も警鐘を鳴らした。
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■会いに行くときは連絡すべき
離婚後の面会交流について、離婚した元妻が親権を持ち、あびると同じ立場にあるココリコの遠藤章造は、「(子供に)会いたい気持ちはある」とあびるに共感しつつも、「会いに行くときには必ず(元妻に)連絡をしてというのが当然のこと」だと指摘する。
遠藤の場合は協議離婚で、現在も元妻と高校生になった子供とはSNSで連絡を取り合うことができているそうだが、あびると才賀の場合は「5歳だと、やっぱり大人同士でやっていかないと、子供が戸惑うしかわいそう」と、大人たちがきちんとルールの中で子供に会わせるべきだと主張した。
■「全部大人の都合じゃないですか」
遠藤の「子供がかわいそう」という言葉に続くかたちで、「全部大人の都合じゃないですか、親権とかそういう法律とかも」と発したのが、須田だった。
須田は「子供の頃困ったのって、親って結構安易に『お父さんとお母さんどっちが好き?』みたいなことを、聞いたりするじゃないですか」と、両親のどちらかと離れ離れにならなくてはいけなくなった子供の気持ちを察する。
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■子供のほうが親に気を使ってしまう
須田は続けて、「どっちかだよって言われたら、子供はお父さんかわいそうかな、お母さん寂しいかなって、そういうフラットに考えられない」と、子供のほうが親に気を遣っている部分もあると訴える。
番組では、離婚後の面会交流をめぐって起きた実際のトラブル事案についても取り上げられ、須田は「もうちょっと法律がどうにかなったらいいのにって…」ともつぶやいた。
子供が我慢を強いられる離婚問題について、「全部大人の都合」だと声を大にして言い放った須田の姿に、グッときた人は少なくないのではないだろうか。
(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)