おこもり美容がブームの今、1日の疲れをリセットできるバスタイムも、より充実した時間にしたいですよね。
そんなバスタイムに、なんといっても欠かせないのが入浴剤ですが、あなたは普段、商品棚にズラッと並ぶ多くの種類から、どのように入浴剤を選んでいますか?
今回は、入浴剤の種類ごとに得られる効能や美容効果について、詳しくご紹介していきます。
おこもり美容がブームの今、1日の疲れをリセットできるバスタイムも、より充実した時間にしたいですよね。そんなバスタイムに、なんといっても欠かせないのが入浴剤ですが、あなたは普段、商品棚にズラッと並ぶ多くの種類から、どのように入浴剤を選んでいますか?
パッケージが「可愛い」や、「値段が安いから」という理由だけで、安易に選んでしまってはいないでしょうか。
パッケージや値段で決めるという選び方が決して悪いという訳ではなのですが、せっかくなら自分の肌状態やお悩みに合う入浴剤をしっかり見極めて選べたらいいと思いませんか?
ということで、今回は入浴剤の種類ごとに得られる効能や美容効果について、詳しくご紹介していきます。自分に最適な入浴剤とは、どんなタイプの入浴剤なのかが簡単に分かる内容になっているので、ぜひ入浴剤選びの参考にしてみてくださいね。
入浴剤の成分別の種類と美容効果
入浴剤は、無機塩類系、炭酸ガス系、生薬系、酵素系、スキンケア系と大きく5つのタイプに分類できます。タイプごとにそれぞれ特化した効能や美容効果があります。
ではさっそく、その特徴をひとつずつチェックしていきましょう。
無機塩類系
無機塩類系の入浴剤は、豊富なミネラルを含んでいるのが特徴です。このミネラルが、皮膚表面のタンパク質と合わさることで身体にベール(保護膜)を作ります。このベールが保温効果を高めることで、身体を芯から温めることができ、冷えを解消してくれます。
また、発汗作用により血流が促され、新陳代謝が高まるので、肌の生まれ変わりもスムーズになり、乾燥やニキビによる肌荒れをやわらげてくれます。
炭酸ガス系
シュワシュワと泡立ちながら炭酸ガスがお湯に溶けていくのが特徴です。この炭酸ガスが、皮膚から吸収されることで血管を拡げ、血流を促し、冷えを解消します。
また、炭酸ガス系の入浴剤には、体内の老廃物を取り除くデトックス効果もあるので、疲れた肌にも明るさをもたらしてくれます。
薬用植物系(生薬系)
生薬やハーブの香りは、嗅ぐことで高いリラクセーション効果を得ることができます。
生薬の中でも「トウキ」や「センキュウ」には血行を促す効果、「チンピ」には肌荒れや湿疹をやわらげる効果が期待できます。
酵素系
酵素系の入浴剤は、無機塩類系にタンパク質分解酵素を配合したもので、余分な角質を除去するピーリング効果が期待できます。
酵素が皮膚をやわらかくほぐしながら角質を取り除くので、肌がツルっとなめらかになり、疲れた肌にも明るさをもたらしてくれます。
スキンケア系
スキンケア系の入浴剤は、白濁するものや無機塩類系に保湿成分を含んでできたものです。セラミドやスクワラン、ホホバオイルなどの保湿成分を多く含み、乾燥による肌荒れをやわらげてくれます。
さらに、肌表面を柔らかくほぐしてくれるので、次につけるスキンケアの浸透も高めてくれます。
入浴剤の形状別の種類と美容効果
入浴剤の形状は主に3タイプに分類されます。形状ごとに得られる代表的な美容効果をまとめました。
粉末・粒タイプ(バスプウダー・バスソルトなど)
・保湿・美肌
・血行促進(冷え解消)
・むくみ
・ダイエット
・デトックス
錠剤タイプ(バスボール)
・角質ケア
・毛穴汚れ
・保湿・美肌
・血行促進(冷え解消)
・新陳代謝を高める
・デトックス