おうちでアジアンごはん♪「ベトナム料理」の簡単レシピ15選

ミエン・サオ・クアは、カニのほぐし身、野菜、春雨をサッと炒めた料理です。カニをボイルするところから始めるのは大変ですが、カニ缶を使えばとっても手軽に調理できちゃいます。味つけもニョクマムと砂糖、塩のみでシンプルに。カニ缶は汁ごと入れて、旨みたっぷりのエキスを春雨に吸わせちゃいましょう。

なますと聞くと日本のお節料理を思い浮かべますが、ベトナムでもなます風の料理が日常的に食べられています。先ほどご紹介したバインミーの具材としてはもちろん、そのまま食べてもじゅうぶんおいしいベトナム風なます。合わせ酢にニョクマムを加えるのが味の決め手です。パクチーや柑橘類のしぼり汁をプラスしてもGOOD。

日本ではお馴染みの豚の角煮。ベトナムではもともと正月料理として食べられていましたが、今ではレストランや食堂のメニューとしても一般的な食べ物になったそうです。グラニュー糖を焦がしてキャラメル状にしてから、ニョクマムを加えてとろりと煮詰めるのが最大のポイント。ごはんの上にのせて丼にして食べても美味です。

ベトナムのチキンカレーは、ココナッツミルクとさつまいもが入ったマイルドな口あたりが特徴です。レモングラスのほのかな爽やかさと、風味づけに加えるニョクマムも、アジアンテイストを演出するポイントになります。もっと手軽に作るなら、レモン汁とナンプラーで代用してもそれらしい味に。

バインミーチントムは、海老のすり身をパンにのせて油で揚げた食べ物です。タイや、日本の長崎でも同じような料理がありますが、ベトナムの海老トーストはフランスパンを使用するのが一般的とされています。おうちで再現するなら、食パンと桜海老、さらにはんぺんを使ってお手軽に。チリソースをつけて頂きましょう。

ミー・サオ・メムはベトナム語で「やわらかい焼きそば」という意味です。見た目は日本の焼きそばと似ていますが、スイートチリソースにニョクマム、さらにお酢を加えた異国情緒あふれる甘酸っぱい味つけが特徴的。具材には肉や野菜のほか、海老やイカなどのシーフードを加えてもOKです。

ベトナム発祥のローカルスイーツと言えばチェー。豆や芋、寒天や果物など、複数の具材を合わせて食べる伝統的デザートです。冷たいものがメジャーですが、実は温かいチェーもあり、日本のぜんざいのようなやさしい味わいをしています。茹で小豆にココナッツミルクを合わせ、タピオカ、バナナ、アーモンドを加えればできあがりです。

フランスから伝わったステンレス製の穴あきフィルターを使って淹れるベトナム式コーヒー。抽出に時間がかかるため、そのままではかなり苦く、コンデンスミルクを入れてミルクコーヒーにして飲むのが一般的です。インスタントコーヒーで作るなら、カップにコンデンスミルクと牛乳を注ぎ、上から濃いめのコーヒーを注げば完成！