根菜類
れんこんやごぼう、山芋、人参などの根菜類は、ビタミンやミネラル類が豊富な上、夏野菜に比べて水分が少ないので、体を冷やさないといわれています。かたい野菜が多いので、スープや煮込み料理にすると、より体が温まりますよ。
根菜類には、食物繊維も豊富なので、便秘予防のためにも日頃から食べておくと良いですね。
ネギ、にんにく
ネギやにんにくに含まれる“アリシン”という成分には、血液の流れを良くする働きがあるといわれています。温かい季節であれば、お鍋に長ネギをいれていただくのも美味しいですよね。
卵焼きにネギを入れて焼いたり、普段よく食べる料理にも、ネギやにんにくをプラスしてみてくださいね。
調理法のコツ
スープなどの汁物は、片栗粉で少しとろみをつけると、温め効果がUPしますよ。麻婆豆腐や青椒肉絲など、とろみがついていると、温かく食べられる時間が長いですよね。
チャーハンなどのご飯ものにも、あんかけをかけるなど、温かさが維持できる料理にしてみるのもおすすめですよ。
よく噛むのも“冷え”対策
食べ物をよく噛むのも、冷え対策に効果的です。
食事をしていると、体がポカポカしてきますよね。これは、“食事誘発性熱産生”といい、食事によって発生するエネルギーのことをいいます。熱産生をUPさせるためには、“よく噛む”ことが効果的だといわれています。
よく噛むことで唾液がしっかりと分泌され、食材とよく混ざった状態で胃や腸に運ばれていくため、栄養素の吸収率がよくなり、その結果、代謝が良くなると考えられています。
また、よく噛むことはダイエットにも繋がるので、日頃から顎を意識して噛むようにしてみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?美容にも健康のためにも、冷えない体づくりが大切です。
特に、体の内側からの冷え対策が大切なので、ぜひ毎日の食事の参考にしていただけると嬉しいです。