SNSなどでよく上から撮影された料理動画を見かけたりしますよね。実は、そんな料理動画が誰でも簡単に撮影できる『cookpad studio』が代官山に12月10日にオープン。さっそく、お仕事終わりや時間がない時にパパッと簡単に作れる「ズボラ飯」を作って動画撮影してきました。撮影後は、InstagramなどのSNSでもシェアできておもしろいですよ!
初心者でも大丈夫。クオリティの高い「料理動画」を作れる
動画撮影ができると聞いて「それじゃ、自分のカメラの容量をなるべく空けて持っていこう!」と、てっきり自分のカメラで撮影するものかと思っていました。しかし到着すると、そこには調理器具から調味料などお料理に必要なものだけでなく、カメラ、編集するタブレットまで全て揃っていて、持ち物は食材とエプロン、そして基本外の調味料(もし使うなら)を持ってくればいいだけだったんです。
しかも、圧力鍋やブレンダーまであります。食器やテーブルクロスもあるので自分好みのコーディネートも楽しめます。撮影できる調理台は4台。調理から編集までのトータルで4時間の予約が無料で可能です。使用できるレシピは、自分がクックパッドにあげたものに限ります。まずはクックパッドにレシピを投稿。そしてそれをもとに動画撮影に挑みましょう!
実際の動画撮影は自分が投稿したレシピで行いますが、今回は特別にsachi825さんの人気レシピをお借りしました。
家にあるもので簡単ささっと「ズボラ飯」
今回作ったのは、包丁いらずで冷蔵庫にあるもので作れるどんぶり「ハムエッグの照り焼き丼」です! 彩り豊かでお仕事で疲れた夜や軽く食べたいランチにおすすめです。ちょっとアレンジを加えて、スパム缶や鶏肉などで作ったら急な彼氏の訪問でも喜ばれますね! ちょっとマヨネーズを足してもおいしいと思います。
ステップ1:まずは、絵コンテを書く
撮影前に、まずは動画の絵コンテを作成します。雨宮、残念ながら自他共に認めるほど絵心がまったくありません。でも大丈夫! わかればいいということでサラサラと簡単な絵コンテを書きました。
ステップ2:撮影スタジオに移って材料の準備
続いて撮影スタジオに移って、レシピをもとに調味料や材料を調理台の上に用意します。
ステップ3:調理&撮影スタート!
調理&撮影スタートです! 横から撮影されるのかと思いきや……! 上から撮影。モニター画面の黒枠が、実際に映る範囲です。手もとの動きなどがわかりやすく見られて臨場感あふれる動画撮影ができます。
右にあるタブレットで録画のスタートとストップが押せます。こんな感じで調理。
上からは、このような形で撮影され映像に残ります(モニター画面)。私が撮影してみて学んだ美しい動画にするためのポイントを少しご紹介しますね。
美しい動画作りのための撮影時のポイント
上のカメラを意識して、調理中のものになるべく手がかぶらないようにする。
編集で早送り(倍速)にできるので通常のスピードで調理OK。焦らず、丁寧に調理する。
モニターに白いグリッド線があるのでフライパンやどんぶりなど調理しているモノがスクエア内の真ん中にくるように心がける。
モニターに表示されているスクエア外は動画には残らないので、そこに次に使う調味料や泡立て器などの器具を置いておいてさっと取れるようにする。
使い終わった器具やお皿はスクエア外にはける。
スクエア内の調理台を汚してしまったら、一度、撮影をストップしてふいてからまた再スタートする(編集できるため)。
フライパン調理など煙が出る時はミニ扇風機をつけて煙を飛ばす。
ステップ4:動画始まりと最後に出る完成した料理動画の撮影
撮影の最後は、テーブルクロスやお皿を並べてお料理の完成形の動画撮影です。よく、SNSなどのお料理動画の最初に完成したものが流れますよね! それにも使われます。今回は、どんぶりを手で持って枠外からお皿にのせるバージョンで撮影しました。こちらも自分流で演出を考え、作品作りを楽しめます!