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今年のトレンドは「小鍋」!レンチンするだけの栄養豊富な小鍋の作り方

寒い季節は体を温める鍋を頻繁に食卓に出したくなりますね。毎年ぐるなびが発表する「トレンド鍋®」が“みんなでこなべ“になったように、今年は感染症予防の視点から、個別に鍋を用意する「小鍋」がトレンドです。でも家族それぞれに鍋を出すのは大変!そこで簡単ですぐにできて節約にもなる小鍋を、エッセイストで料理研究家、日本鍋文化研究所名誉鍋奉行の安井レイコさんに教えていただきました。

レンチン5分!小鍋でも手間いらず

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鍋は煮込むのが面倒、具材の用意が大変と感じる方がいるかもしれませんが、レンチン鍋なら肉や野菜を並べて鍋つゆをかけるだけ、電子レンジでチンしてたったの5分ででき上がりです。
感染症予防の視点からも小鍋が推奨されているこの冬は、レンジで鍋が簡単でおいしく仕上がります。レンチン鍋のつゆは通常の鍋つゆを使い、濃いめにするのがコツです。
家族それぞれ好みに合わせて使うのであれば、ポーションタイプが役立ちます。材料だけ用意しておいて、家族が食べるタイミングでレンチンをすればいいので、食べる時間がバラバラの家族でも、出来たてのアツアツが召し上がれます。

キッチンばさみを使えば、まな板いらず

基本のレンチン鍋の作り方はこちらです。

1.深めの皿、または小鍋に野菜や肉などの具材をカットして入れる。
2.鍋つゆやソースなどをかける。
3.ラップをかけて、電子レンジで5分加熱。

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キッチンばさみを使えば、包丁やまな板を出さずに具材を用意することができます。野菜はもちろん、肉や魚もキッチンばさみでカットして直接お皿に盛っていきましょう。

つゆの味をしみこませたいものを下に置きます。基本的に鶏肉や豚モモ肉などは下へ、豚バラなど脂の旨味を出したいなら野菜の上にのせ、つゆは基本的に薄めずにかけます。

小鍋は家族の好みに合わせられる!

小鍋用のポーションタイプを使えば、一人前ずつ違う味で楽しめます。洋風にしたい場合は鍋つゆにこだわらず、ミートソースやジェノベーゼソース使って仕上げると、子ども達も喜びます。具材はカボチャやジャガイモが合いますが、レンチンで加熱をするので薄くカットしておくことがポイントです。
また、マヨネーズやヨーグルトなどで酸味を加えたり、柚子胡椒や豆板醤などで辛味をつけたりしてアレンジすると、アジアン風や中華風にも変わります。

切らずに使える大豆もやしが大活躍

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大豆もやしは、レンチン鍋に便利な食材です。他の野菜と比較しても安めで価格が安定しているので、節約になります。1人1袋使えば、ボリュームが出てお腹も満たされます。

またビタミンCや食物繊維など通常のもやしに入っている栄養成分に加え、タンパク質や大豆イソフラボンなどの栄養を摂取することができます。

「鶏のレンチン鍋」の作り方

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<材料1人分>
鶏肉 100g
大豆もやし 200g
木綿豆腐 2切(約20g)
しめじ 30g
長ネギ 15g
れんこん・にんじんなど好みの野菜 適量
好みの鍋つゆ 1人分

<作り方>
1.鶏肉・野菜は食べやすい大きさに切る。
2.電子レンジにかけられる容器に、1.の鶏肉・野菜を並べ、鍋つゆを全体にかけて、ラップをして電子レンジに入れ、600Wで5分加熱したらできあがり。

<ポイント>
根菜類は、火が通りやすいように、薄めに切ってください。鍋つゆが濃いときには、大さじ1〜2の水を足します。白菜など水の出やすい野菜の場合は、足さなくても大丈夫です。

教えてくださったのは……安井レイコさん

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エッセイスト&料理研究家。日本鍋文化研究所名誉鍋奉行。生活に関するエッセイを発表する傍ら、ローオイル、ノンシュガーの健康料理を研究。「簡単、キレイに健康に」をモットーとして、各地での料理講習会や食育の イベント、トークショー、テレビ、CM、ブログなどで活躍中。鍋料理を世界に広めようと世界各地で活動中。食から地球環境を考える団体「うちエコ!ごはん」の代表、NPO法人みんなのエコイク推進協会会長。

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