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花粉症でも眠りの質をアップ! 今日からできる「簡単ケア」6つ

1年で最も涙を流す時期。そう、花粉症の季節がやってきました。東京都福祉保健局が発表した平成28度の都内スギ花粉症有病率は48.8%。実に2人に1人が何らかの花粉症の症状があるという結果が出ています。

そんななか、花粉症と共に問題視されるのが、「睡眠不足」。花粉症を発症されている方の多くが夜間睡眠に影響が及び、なかなか眠れなかったり、翌朝の寝起きの悪さを訴えます。
そこで今回は、花粉症の時期でも眠りの質を向上させる方法を、多くのプチ不調や美のお悩みを解決してきた、ナイトケアアドバイザーの小林麻利子がご紹介します。

文・小林麻利子

【小林麻利子の美人の作り方】vol. 121

症状は夜間にひどくなる

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花粉をはじめ、さまざまなアレルギー症状は、昼間よりも夜間に増えるリズムがあることがわかっています。そのため、鼻が詰まって呼吸がうまくできなかったり、くしゃみやかゆみが気になり、なかなか寝つけない方が多いようです。

実際に、東京慈恵会医科大学の研究では、スギ花粉症の方の73%が睡眠障害を示し、睡眠の質が低下したという結果が得られています。また、大阪大学の研究でも、スギ花粉症の方の多くが日中に眠気を感じ、症状の重症度によって眠気の強さが変わることも明らかになっています。

1. 予防と環境整備

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当然ですが、予防と環境整備をまずは整えましょう。花粉飛散量が少ない時期から、マスクや眼鏡、自宅に入る時は服に付いた花粉を振り払ったり、外出時はまとめ髪にするなど工夫しましょう。また、鼻が詰まり始めると自然と口呼吸になる場合あるため、風邪予防にも部屋の湿度は最低50%を確保し、暖房器具を適宜使い、室内が適温になるようキープしましょう。

2. 症状が出る前から、6時間半以上の睡眠を心がける

花粉症の症状がひどい方を見ていると、普段から睡眠の長さや質に課題があることが多いです。症状が出る前から、同じ時刻に就寝し、十分な睡眠時間をとりましょう。

3. 湯舟に毎日浸かり、就寝60分以内にお風呂からあがる

体を温めたり、自律神経の乱れを整えることは大切なので、湯舟に浸かることは必須。40度のお風呂にじっくり浸かり、副交感神経を優位にさせ、体の末端の血行が良くなれば、鼻の通りも幾分かよくなります。お風呂と就寝の時間が空きすぎると、今の時期は寒さから末端の血管が収縮して、寝つきを悪くしてしまうので、冬の間は就寝30分前、遅くとも60分前にはお風呂から上がるようにしましょう。体温低下と共に、自然に眠気が増します。

4. 自分の骨格にあった枕を使用する

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自分の骨格にあった枕を使用していなければ、気道が塞がって、いびきや無呼吸状態になり、それが睡眠の質の低下に繋がる可能性があります。

『美人のつくり方』過去記事「【寝起きが悪い】最高の寝心地を得る「枕とマットの選び方」」|スッキリ寝起き対策 #9を参照いただき、寝姿勢をきちんと維持できる枕を使用しましょう。

記事はこちら。

枕とマットの選び方

http://ananweb.jp/column/kobayashi-bijin/115203/

5. マスクをして眠るのもひとつ

口呼吸を自然としてしまう方は、例え室内の加湿が十分でも口や喉が乾燥し、朝方喉の痛みを感じる方もおられます。その対策として、マスクをしてお休みするのも手。マスクが辛ければ、短めのタオルを顔周りに巻いて眠るのも良いでしょう。

6. 首の後ろを温める

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筆者の教室の生徒さんで効果があったもののひとつに、首の後ろのけい椎の温めがあります。けい椎を温めると、デコルテや顔周りの血行が良くなるので、症状が幾分か楽になります。またそれだけでなく、けい椎を温めると、心臓の副交感神経を優位にし、ストレス指数を低減することもわかっているので、睡眠前のケアとしては最適です。

みなさんもぜひ一度試してくださいね!

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