この連載では「とりあえず、ここだけは押さえておきたい♡」というマナーをご紹介しています。マナーのツボを押さえている女子は、それだけで好印象に♡ 今回は、結婚式の服装にまつわるマナーをご紹介します。あなたは結婚式の招待状に“平服で”と書いてあったら、どんな服で臨みますか?
文・並木まき
■“平服”は普段着ではない!
結婚式にお招きを受けた際、“平服で”と書かれていると、文字どおり平時の服、つまり普段着で出席していいような気がします。しかし、実はこの“平服”という言葉、本当は“略礼装”という意味なのです。
結婚式などのハレの場には、本来フォーマルで出席すべきですが、主催者側の意向で「略式の礼装でいいですよ」と伝えているのです。
“平服”だからといって、普段どおりの服装で出席してしまうと、他のゲストからギョッとされてしまいます。ご注意を。
■具体的に“平服”って何を着ていけばいい?
イブニングドレスやカクテルドレスを着ていく必要はないけれど、新郎新婦の門出を祝う正式な場である以上、それなりのファッションで出席するがマナー。
まずは、パーティや披露宴が行われる会場の規模や新郎新婦の交友関係などによって、どの程度までおめかしが許されるかを考えて。
ただ、おめかしをし過ぎると逆に周囲から浮いてしまうことも……。ドレッシーなワンピースやスーツ、きれいめなジャケットスタイルをセレクトすればまず間違いはありません。
また、一般的に“花嫁の色”とされている白い服は、平服指定があっても当然ご法度。また、白を使っていなくとも、花嫁さんより華やかに見える服装はNGです。
当日の主役は花嫁さんであることを忘れずに、新郎新婦を祝福する気持ちで服を選びましょう。
カジュアルな結婚式も増えているけれど、ハレの日には略礼装をしてお祝いの気持ちを表すことがゲストのマナー。“平服”指定があっても、デニム・スニーカーのような、“THE・普段着”で出席するのはマナー違反です。
彼と一緒にお友達や同僚の結婚式に参加することもあるでしょう。ふたり揃ってマナーを守ったファッションで臨んで♡
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