無料の会員登録をすると
お気に入りができます

あなたの地元はどれ?「ところてんの食べ方」は地域差がすごかった

グルメ

ところてんの食べ方が豊富!

ツルツルといただけて清涼感のあるところてん、夏になると食べたくなりますよね。じつは、ところてんには、さまざまな食べ方があることをご存知でしょうか。

最も一般的な食べ方は、おそらく酢醤油にからしをつけていただくことでしょう。ほかにも、黒蜜をかけて食べるという方もいらっしゃるのでは。どうやら地域によって異なるのだそうです。

地域でこんなにちがう!ところてんの食べ方

関東のポピュラーな食べ方は酢醤油!

関東で最もポピュラーな食べ方は、酢醤油と一緒にいただく方法です。三倍酢との食べ方も魅力的ですよね。つるっといただけて、お酢の酸味も効いているので、夏に食べると清涼感がありとてもよいですよね!

平安時代にはすでに中国から伝わってきたという「ところてん」。当時はからし酢で食べられていたそうですよ。現在でもトッピングは練り辛子やごま、青のり、大葉やかつお節などを添えて食べるのがおいしいですよね。食卓にはおかずとして並ぶことが多いといえます。

関西は黒蜜と一緒に!

関西地方では古くから、ところてんは黒蜜とともに食べることが主流といえます。一般的に関西人は、ところてんをおかずというより、甘いおやつ感覚で食べてきた人が多いんですよ。

関西から関東に移り住んだ方たちは、ところてんに酢醤油や三倍酢をかける食べ方に当初戸惑うそうです。そして、昔馴染みの「黒蜜とともに食べるほうがよい派」と、新しい味として「酢醤油で食べるほうがよい派」に分かれるようです。

関西では黒蜜をかける理由は、くずきりと同じ食べ方をするようになった、という説が有力なようです。くずきりは全国的に黒蜜とともに食べることが主流ですよね。食感が似ていることから、ところてんも黒蜜とともに食べるようになったと言われています。

東北のところてんはおかず!?

東北地方のところてんは、おかずとして食べられていることが多くあります。酢醤油はもちろんのこと、生姜醤油、味噌をかけていただくことも少なくないのだそう。宮城県では、砂糖をかけていただくのが常識なようです。

関東出身の方や、普段酢醤油でいただいてる方からすると、衝撃的かもしれませんね!

中部・四国の食べ方は?

中部地方では三杯酢でいただくことが多いのだとか。四国では、だし汁やめんつゆでいただくことが主流となっているようです。この食べ方が根付いている人にとっては、ところてんをデザートとして食べることが信じがたいんだとか……。

沖縄では沖縄産のものを!?

沖縄では酢醤油でいただくこともあるそうですが、沖縄産の"黒蜜"や、泡盛を製造する際に生じたもろみ粕を濾過してできる"もろみ酢"をかけることも多いんだとか。名産物が多い沖縄ならではの食べ方ですね。

お箸1本で食べる文化もあるらしい!

ところてんをお箸1本で食べる人もいるそうですよ!箸は2本で使うのが一般的なので、想像もつかないですが、箸1本にところてんをひっかけてすくい上げるように食べるんだとか。

ご年配の方だと、お箸1本で食べる方も少なくないかもしれません。なぜそのような食べ方をするようになったのでしょうか?

なぜお箸1本で食べるようになったの?

これには、基本的に3つの説があると言われています。

■諸説①
1つめは、お箸がとても高価で貴重だった時代に、とある東京のお店でお箸を揃えることができず、仕方なく1本で食べてもらうことになった、という説です。このことから、お箸1本で食べることが、江戸っ子としての粋な食べ方として広まったと言われています。

■諸説②
2つめは、お箸2本でところてんを食べると切れてしまうから、というもの。力が入りすぎると切れてしまうため、1本だとちょうどよい力加減になり、都合がよかったと言われています。

■諸説③
3つ目は、ところてんは和菓子と同様、黒文字と呼ばれる楊枝で食べるため。江戸時代、高級菓子だったところてんは、楊枝で食べられていました。その楊枝が、1本の箸に置き換わったという説もあります。

どの説も面白いものばかりですよね。食べ方一つでもさまざまな歴史を持つ日本食の文化は、やはり魅力を感じます。ツウな人の食べ方として、挑戦してみるのもよいかもしれませんよ。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ