最近コストコでも売られている、人気のスープ「チョッピーノ」ってご存知ですか?魚介がたっぷりと入ったトマト系のスープ。具材にはどんなものが使われていて、どんな味がするのでしょうか?今回は、おすすめの食べ方も合わせてご紹介します。
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チョッピーノスープって?
日本ではあまり馴染みのない「チョッピーノスープ」。アメリカのサンフランシスコでは日常的によく食べられている海鮮のシチューです。イタリア発祥のアメリカ料理で、サンフランシスコ近くにあるノースビーチに入植したイタリアの漁師が考案した新鮮な魚介を使った伝統的なスープだそう。
「チョッピーノ」という、ちょっと変わったネーミングは、イタリアの北西部地方・ジェノヴァで「刻む」を意味するチュッピン(ciuppin)に由来しているそうです。ホタテ、イカ、ムール貝、エビ、アサリなど、その日に獲れた新鮮な魚介類を“刻んで”使用することからその名がつけられたようです。
どんな味わいなの?
新鮮な魚介類をトマト缶や白ワインなどと一緒に煮込んだブイヤベース風のスープ。お店によっては、レッドチリを加えピリ辛に仕上げます。硬くて独特の酸味を持つサワードウパンと一緒にいただくのが本場流です。
残ったスープは、お好みの野菜やきのこを足してリゾットにしたり、カレー粉をプラスしてカレー風味のスープにしたり、アレンジすることも可能。実はこれひとつでいろいろな料理が楽しめるスープなんです。
コストコの人気商品のひとつ!
コストコのチョッピ―ノスープは、このようなビックサイズの容器に入って売られています。上下2層に分かれていて、上段には具材、下段にはスープが入っていて内容量はなんと1.81kg!とかなりのボリュームです。(6~8人前はあります)
具材は、シーフードミックス、真ダラ、エビ、セロリ、玉ねぎ、マッシュルーム、ミニトマトなど。これにトマトベースのチョッピ―ノスープがたっぷりと入っています。
作り方もとっても簡単!まずレモンを取り出して、容器に入っているもの全てをお鍋に入れて加熱すればできあがり。魚介のエキスがスープにたっぷり溶け込んでいて美味!トマトの酸味もほどよく効いてバランスのとれたスープです。レモンはお好みでどうぞ。
チョッピーノスープのおすすめの食べ方
1. そのままスープとして
魚介のエキスがたっぷりと詰まったチョッピーノスープ。初めて食べる方は、まずはそのままスープとして食べるのがおすすめです。ボリュームのあるエビやムール貝などの魚介も、食べ応えがありますのでハサミなどを使って食べ切りましょう。
2. ホットプレートでパエリアに!
水に浸し、ザルにあげておいたお米をチョッピーノスープで炊きます。加熱するときに具材をご飯の上にのせて一緒に炊きあげればできあがり。こんなふうにホットプレートで調理すれば、みんなでワイワイ食べることができますね。見た目もとっても豪華です♪お好みでレモンを搾ってお召し上がりください。
3. ペスカトーレ風のパスタ
チョッピーノスープをパスタにアレンジしたレシピです。温めたチョッピーノスープに、茹で上がったパスタを加え、軽く和えればできあがり。まるでペスカトーレのようなパスタに仕上がります。バゲットと一緒に食べれば、魚介の旨みを最後の一滴まで楽しめるレシピです。
魚介のエキスたっぷりのチョッピーノスープ♪
アメリカ・サンフランシスコで日常的に食べられている「チョッピ―ノスープ」をまとめてみました。元々は、イタリアの漁師さんが考案した魚介のスープとは驚きですね♪
新鮮な魚介をたっぷりと使ったトマトベースのスープは、一度食べたらまた食べたくなるおいしさです。作ってみたいけど材料を揃えるのが手間という方は、まずはコストコのチョッピーノスープを試してみてはいかがでしょうか?