レストランでは美味しいものを思う存分食べたいので、外食が多くなるこの季節は、家庭料理で調整する。人生もずっと走り続けて疲れてしまったら、思い切って休むことも大切。そんなやさしいリセット料理とお話を、川津先生にお聞きしてきました。
レストランでは美味しいものを思う存分食べたいので、外食が多くなるこの季節は、家庭料理で調整する。人生もずっと走り続けて疲れてしまったら、思い切って休むことも大切。そんなやさしいリセット料理とお話を、川津先生にお聞きしてきました。
雪鍋
〜疲れた胃にやさしいたっぷり大根と良質の豆腐〜
材料(2人分)
豆腐 1丁
大根 1/4本
だし汁 1と1/2カップ
塩 小さじ1/2
ポン酢しょうゆ(レモン汁・酢・しょうゆ 各大さじ2 みりん 小さじ1~2)
万能ねぎ 適宜
レシピ
①大根はおろし、ざるの上で自然に汁けをきって、1カップ分用意する。
②豆腐は8つに切る。
③ポン酢しょうゆの材料を合わせる。
④鍋にだし汁と塩を入れて火にかけ、煮立ったら豆腐を入れ、豆腐が温まったら、大根おろしを加える。すぐに器にとってポン酢しょうゆをかけ、好みで万能ねぎの小口切りをふる。薬味は、七味唐辛子、ゆずこしょうなども合う。
~ 更に美味しく作るコツ! ~
手作りポン酢なら、後味もさっぱり。柑橘類はゆず、カボスや橙でも美味しい。
出汁は煮出して旨みを抽出。沸騰後4分煮てから火を止める。
このレシピの担当:料理研究家の川津幸子さん 61歳。料理編集者、料理研究家。世界文化社、オレンジページを経てフリーに。栗原はるみの『ごちそうさまが、ききたくて。』の編集など数々のヒット作を手がける。料理の楽しさを伝えるために、調理師学校で学び、現在、美味しくて簡単な料理を提案中。著書に『100文字レシピ』(新潮文庫)など多数。まわりの人を温かい気持ちにさせてくれるお人柄で、家族と愛犬小次郎と美味しくて幸せな日々を送る。
撮影/長谷川 潤 取材/大佛摩紀
※情報は2017年1月号掲載時のものです。