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[わたしの食器棚 vol.31]旅と器の素敵な関係。cayocoさん愛用の食器たち。

インテリア

さまざまな食のプロにお気に入りを聞く連載企画。今回は食と旅のプロジェクト「food letters」で注目を集めるcayocoさんの愛用品をご紹介します。仕事でも遊びでも素敵な旅を楽しんでいるcayocoさんが、旅先で出会った食器たちとは?

macaroni編集部

4.【皿】石田誠

Photo by macaroni

「愛媛県ご出身の作家・石田誠さんのお皿。以前から気になっている作家さんだったので、在廊している日にお伺いし、ご本人にお会いしてきました。石田さんの気さくでやわらかなお人柄が透けて見えるような、美しい藤色に惹かれてこちらを選びました。この色にどんなお料理を描こうか、料理人の心をワクワクさせてくれるお皿です。

我が家ではサラダやパスタ、チャーハンなどをのせて出すことが多いかな。意外といろいろな料理に合いますし、この一枚で食卓に彩りをふわりとそえてくれるので重宝しています」

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5.【箸】木曽ひのき

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「このお箸は、長野に旅行へ行った時、奈良井宿のお土産屋さんで購入しました。漆が塗ってあるので洗ったあとで乾きやすく、長持ちしています。太すぎず細すぎずの箸先と手にすっと収まる持ちやすさを気に入っていて、毎日の食事のお供として非常に優秀。お値段がお手頃で買い替えもしやすいので、リピート買いする予定です」

6.【箸置き】アンティークショップで買ったフェーヴェ

Photo by macaroni

「フェーヴェってご存知ですか?ガレット・デ・ロワというケーキのなかに入っているものといえばわかる人もいるかな。大きさ約 2.5 cm程のとっても小さくてかわいい陶器製の置物なんですが、フランスでは『幸せを運んでくるアイテム』と言われているんです。

コロンとしたかわいいフォルムと独特な形状が大好きで、わたしは箸置きに使っています。西荻の個性的な雑貨屋さん『Loupe』さんや『fall』さん、『galerie non』さんに立ち寄った時は、必ずフェーヴェのコーナーをチェックしているんです。平べったくて箸先がちゃんとのる形はなかなか見当たりませんが、出会えたときの感激はひとしお」

7.【グラス】小澄正雄

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「西荻窪にあるお気に入りの器店『魯山』さんでひと目惚れしたこのグラスは、なんともいえない存在感を放っています。アンティークグラスかな?と思うくらい手づくり感が残っていて、手にとると温かみを感じるんです。

ガラス作家の小澄正雄さんが、型吹き硝子という技法で一つひとつ丁寧につくっています。溶けた硝子を吹き竿に取り付け型に吹き込んで成形するので、生まれるラインが繊細で美しいんです。底の部分が分厚く、ざらりとした鉄の粉が透けて見えるところがお気に入り。このグラスにいれてお水やビールをいただくと、不思議なことにいつもよりおいしく感じるんですよ」

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素敵な食器は旅先で。

旅先で食器を買う。それ自体はめずらしいことではありませんが、cayocoさんの場合、30ℓのリュックがパンパンにふくれ上がるほど食器と食材を買ってしまうんだとか。重さを考えるだけで肩が痛くなってしまいそうな話ですが、旅好きなcayocoさんにとって、それは欠かせない楽しみだと言います。

「旅先で買った食材や食器を使って、我が家へ来てくださった方に料理をふるまうということをよくやるんです。みんなで食べるだけでも素敵な時間にはなりますが、その時目の前にある食材や器とどう出会ったのか、それがどういう由来のものなのか、お話しながら食事をすると、とっても盛り上げるんですよ。背景にあるストーリーがわかると、たとえばふつうのカレーライスだって、格別においしく感じられるんです」

さらに、ほかにもこんないいことがあるとcayocoさん。

「現地の友達と思い出を共有できます。買った食器を食事につかってInstagramにアップすれば、『あの時のあのお皿!』って気づいてもらえますし、それがきっかけでやりとりが盛り上がれば、また会おうという機会が生まれるきっかけにもなります」

料理家であり、旅を楽しむ達人でもあるcayocoさんが教えてくれた、旅と食器の素敵な関係。食べることも旅も好きだという人なら、これをマネしない手はなさそうですね。

取材/板井海奈(macaroni編集部)文・構成・写真/植松富志男(macaroni編集部)

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