自分の記録用に、特別な日のごちそうの記念に、SNS投稿用に……。せっかく料理を写真で残すなら、おいしそうに撮りたいですよね。料理と写真が趣味の筆者が、思わずシェアしたくなるような料理がおいしそうに見える写真の撮り方をお教えします!
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おいしい料理を写真で残したい!
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毎日の料理やお弁当、特別な日のごちそうなど、SNSの普及も手伝って料理を写真に残す人は多いのではないでしょうか。
実際はもっとおいしそうなのに、いざ撮ってみるとなんだか残念……。そんな経験はありませんか?
写真の撮り方ひとつで、思わずよだれが出るほどの写真も夢じゃない!! 今日からすぐ試せる、料理撮影のコツをお教えします!
【コツ1】アングルを使い分ける
撮影で最も大切なのがアングル。どう撮れば一番おいしそうに見えるか、少し気にかけるだけで、料理のよさをグッと引き出すことができますよ。
"真俯瞰"で全体を押さえて
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まずは被写体を真上から捉える「真俯瞰(まふかん)」。インスタグラムなどでよく見かける真俯瞰は、テーブル全体を撮ったり、ワンプレートの料理をバランスよく見せたいときに効果的です。
ただし、上から撮影することで写真自体が、のっぺりとした印象になりがちなのが欠点。断面を見せたいときなど、真俯瞰のよさを生かせる料理の見極めが肝心です!
斜俯瞰なら料理が立体的に
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料理を斜めにとらえたアングルがこちら。同じ料理でも光の当たり方次第で立体的な印象に。いままさに食べようとしている目線を切り取った写真は、ダイレクトにおいしさを表現できます。
一般的に女性の脳は物を2次元で捉えるため、真俯瞰で撮影することが多いそうです。一方で物を3次元で捉える男性は「斜俯瞰(しゃふかん)」で立体的に撮影することが多いと言われています。
感性の違いは性別だけでなく人それぞれ。自分の好みや料理に合ったアングルを見つけましょう。
【コツ2】写真の向きにこだわる
カメラを縦に構えるか横に構えるかでも、写真の印象は変わってきます。
空間のバランスが取りやすい縦
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私はひと皿を撮影することが多いので、縦の写真がメインです。カメラを縦に構え、手前に置いた皿にグッと寄り、印象を強くさせます。
奥には小物やクロスを配置し、雰囲気を演出するのも忘れないで♪
全体を捉えるなら横に撮るのが吉
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テーブル全体を押さえたいときは、横から撮影。縦に配置した料理を正面から少し左右にずれ、カメラを横にして撮影すると、バランスよく全体を撮影できます。
横に並んだ料理を、横に撮影すると間延びしたような印象を与えがちです。縦横で何枚か撮って、最もよいバランスを見つけましょう。
【コツ3】近づいてシズル感を演出
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撮影するときの「距離感」。これも写真のイメージを大きく左右します。全体をフレームに入れることばかりに気を取られると、せっかくのシズル感を忘れがち。プレートの端が切れても、思い切り料理に寄ってみましょう。
コショウの一粒ひと粒、卵のトロっとしたツヤまでくっきりと。それはまるで目の前にある料理のように切り取ることができます。
【コツ4】余白を使いこなす
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料理写真を撮るときに気をつけているのが"余白"。余白がありすぎても寂しい印象になってしまう……、かといっていろいろ並べすぎても、ごちゃごちゃしてなにを表現したいかぼやけてしまいますよね。
メインの料理の後ろに、取り皿やカトラリーをさりげなく配置。料理に関係のある調味料や材料を置くことで、余白を埋めつつ、全体に統一感のある"小さな世界"を作ることができます。
料理の色が地味だな……と思ったら、挿し色としてちょっと鮮やかなクロスを添えてみて。パキっと引き締まった印象になりますよ。
【コツ5】小物使いで世界観を演出
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スタイリングに欠かせないのが小物。高い器もいいですが、安くて気に入ったものを自分の足で探すのがポリシーです!
シーンに合った器や小物は、料理をグッと引き立てるスパイスのような存在。小鉢はシンガポールのチャイナタウンでワンコイン、竹かごはどちらも「ダイソー」にて揃えました。
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例えばこちらの青磁のお皿はニトリで410円(税込)。和もアジアも受け入れるその万能さに、我が家での登場回数ナンバーワンです!
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旅行先で必ず回るのがローカルの食器屋。特にアジアは、街中の日用品店で器やカトラリーがたくさん売られています。メラミン食器や竹製品など、ご当地料理を日本で再現するのに欠かせないアイテムです。
しかもどこも驚くほど安いので、旅の思い出に"食器屋巡り"、おすすめです!!
メラミン食器やサイズ違いのレンゲ、日本では見かけない竹のトレーなどはすべてタイの小さな日用品店で。