この連載では「10分で作れるおつまみ」レシピをご紹介します。今回は、「包まないししとう餃子」レシピ!にんにくの代わりにたっぷりのししとうを入れて、すっきりとした辛味の餃子に仕上げました。翌日に予定があるときや、バテ気味のときにおすすめです。
前田未希
包まない&臭わない♪
餃子はにんにくやニラなど、匂いの強いものが入るので翌日の予定によっては食べられないこともありますよね。
今回は、匂いの気にならない餃子をご紹介です。にんにくの代わりにたっぷりのししとうを入れて、すっきりとした辛味が夏にぴったりの餃子ですよ。
包むのに時間がかかる餃子も、包まなければあっという間!これなら、疲れたときでも気軽に作れます。
「包まないししとう餃子」の作り方
分量(通常の餃子30個分)
ししとう……15個(1パック)
豚ひき肉……150g
餃子の皮……25〜30枚(1袋)
玉ねぎ……1/4個
ごま油……小さじ1
すりおろし生姜……少々
塩……ひとつまみ
胡椒……少々
作り方
食感のアクセントになるので、種は取り除かずそのまま使用します。
ごま油も加えてください。具にごま油を加えることで、香辛料や具が少なくてもコクのあるジューシーな味になります。
大きさはおおよそで構いません。ポリ袋から取り出す前に広げると、ベタつかずに扱いやすいですよ。
写真のように半分ずつ重ねて円を描くように敷き詰めていきましょう。重ねることで、肉汁が漏れず、ひっくり返したときにきれいに剥がれやすくなります。
餃子の皮の内側に収まるようにしましょう。全体に厚みが均一になっているか確認し、軽く手のひらで押さえ、火の通りが均一になるようにしましょう。
蒸し焼きにしているときに自然と接着するので、口は軽く押さえる程度でOK。小麦粉と水でのりを作る必要はありません。
ここからは普通の餃子と同じ行程です。表面に焼き色をつけ、そこから蒸しましょう。
水ではなくお湯をいれたほうが、爆ぜず(はぜず)に火の通りも早く仕上がります。沸騰しているお湯を用意するのがむずかしい場合は、ぬるま湯でもOK!
パリッと香ばしい皮と獅子唐の辛さでお酒が進む!
包み焼きの餃子よりも、皮がパリパリとクリスピーな食感になります。獅子唐たっぷりの肉だねと合わせると、皮や具のバランスからトルティーヤのように感じるかもしれません。
醤油、酢、ラー油の王道の味付けはもちろん、塩胡椒、サルサソースと合わせても。食べる時は写真のように、ケーキのようにカットしてくださいね。