タイツはNG?
タイツだとカジュアル感が出てしまうので、卒園式・卒業式には寒くてもストッキングという選択肢がいまも一般的。シンプルで上質感のあるものを選びましょう。
ストッキングを選ぶ場合、黒のストッキングだと全体的に暗くなり、喪服感が増すので、ベージュのストッキングを選ぶ方がよいでしょう。
もしもの時のために、ストッキングは予備を用意しておくとさらに安心です。
オシャレより重要なのは「きちんと感」
卒園式・卒業式の場でいつもより畏まりつつオシャレをするのは大切ですが、この日の主役は当然ながら子供たち。オシャレはほどほどになったとしても、母としての「きちんと感」を優先してファッションを考えましょう。
新しく購入するなら、入学式で着回すことも念頭に置いて
卒園式・卒業式のためにスーツなどの購入を考えているなら、その翌月に控えている入学式でも着回せるアイテムを選ぶのも一つの選択です。ベーシックなものを選べば、アクセサリーで変化をつけて卒園式、入学式のどちらでも問題なく着用できます。
■卒園式・卒業式のママの足元は?
足元はベーシックな形のパンプスが安心です。
妊娠中の方などを除いては、バレエシューズやフラットシューズは避けた方がベターです。同じく、ブーツやミュールなどもカジュアルアイテムなのでNG。
ヒールの高さは2~3cm程度のものを選ぶようにすれば、きちんと感も歩きやすさも叶います。
キラキラ光るディテールは避けて。でもエナメルはOK
また、ビジューやスパンコールなどのキラキラに光るものは避けた方がいいですが、実はエナメルはOK! 同じようにスウェード素材もマナー的には大丈夫なので、選択肢が一気に広がります。
■卒園式・卒業式のママの髪型はどうする?
普段通りでいいのかどうか、迷ってしまうのが、髪型。
あくまでも子どもが主役ですが、写真撮影で思い出にも残るから、日常よりも少し華やぎ、派手すぎない上品さがあるヘアアレンジだと嬉しいですよね。
当日の朝、忙しくてもパパッと真似できるヘアアレンジを髪の長さごとにご紹介します。
ショートヘア
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
ショートヘアは、軽く巻いてボリュームを持たせ、サイドは耳にかけてあげるときちんと感がUPします。逆に髪を巻かずタイトにサイドを耳にかけたり、分け目をいつもと変えてみるだけで、いつもと違った雰囲気になります。
ミディアムヘア
撮影/最上裕美子
すっきりセンター分けでタイトにまとめるだけでも、フォーマルな服とのバランスでハンサムなスタイルが作れます。
撮影/渡辺謙太郎< MOUSTACHE>
髪を下ろし、センター分けでタイトにサイドに流すスタイルも、簡単でおすすめです。