このインテリアおしゃれだなぁと思っても、壁に穴を開けないと無理か…と諦めてしまうこともあるのではないでしょうか。今回はそんな方にもお勧めの“壁に穴を開けない”お部屋カスタマイズ術をご紹介。皆さんもぜひ参考にして、もっとおしゃれに自分らしいお部屋に変えてみてくださいね。
賃貸さんが守らなければいけないルール
お部屋をカスタマイズする前に、まず賃貸には大家さんが負担するものと借主が負担するものの2種類があることを覚えておきましょう。
大家さんが負担するものは賃借人が通常の住み方をしていても発生すると考えられるもの。例えば電気ヤケ・壁に貼ったポスターや絵画の跡・画鋲やピン等の穴です。
対して私たち借主が負担すべきものは、賃借人の住み方次第で発生するもの。その中には掃除をあまりしなかった際の台所の油汚れやタバコのヤニはもちろん、釘穴やネジ穴も含まれます。やはり、大きな穴は目立ってしまうこともあり下地ボードの張替えが必要になってしまうこともあるのだとか。今回は、借主が負担をしなくても良い範囲で、壁に穴を開けずに楽しめるカスタマイズ術をいくつかご紹介します。
細いピンや画びょうを使って楽しむ
まず1つ目は無難に細いピンや画鋲を使うこと。お勧めは昆虫の標本などに使われる「虫ピン」です。とっても細く、100円ショップでも手に入るのがいいところ。時計も支えられるほどの耐久性があるので、ある程度の重さのものであれば掛けることができそうです。
写真のように帽子やポシェットなどを掛けるとインテリアのアクセントになり、とってもおしゃれ。落ちてしまいそうで不安という方は、最近では穴の小さいフックも販売されているので取り入れてみてもいいかもしれません。
ホッチキスを使って穴を最小限に抑える
2つ目は180°開くホッチキスを使うこと。ピンよりも小さな穴ですが2つの穴で支えることができるので耐久性も抜群。こちらのお部屋では、糊なしの壁紙をホッチキスで止め、その上からチキンネット貼っています。そこに軽めのフォトフレームを引っ掛ける事でこんなにも素敵なお部屋に。これなら壁への穴を最小限に抑えることができます。
軽いものならひっつき虫を使う
3つ目はひっつき虫を使うこと。軽いフォトフレームやカレンダーなどであれば、難なくくっつけることができます。軽めの入れ物をくっつけて、そこに何かを入れるなどの使い方もできます。耐重量がどれくらいかはくっつけるものによって変わるので、少し重いかもと感じたものや大切なものなどは、落ちてしまわないか1度チェックしてから使ってみてくださいね。
マスキングテープを使ってカラーや柄を楽しむ
最後はマスキングテープです。写真のストライプ柄の壁はなんとマスキングテープで作ったもの。少し幅広のものを使えばこんなこともできます。こちらはシンプルな無地のものを使っていますが、柄物やカラーがはっきりしたものを使っても楽しめるかもしれませんね。マスキングテープは種類やカラーが豊富なので自分の好みのものを見つけて、お部屋の“貼る”インテリアとして楽しんでみてくださいね。
今回ご紹介したものは賃貸さんも楽しめるカスタマイズ術。気になったものがあった方はぜひ取り入れてみてください。年末にかけ、お部屋をお掃除するという方も多いと思いますが、こちらを参考にして綺麗になったお部屋をもっと自分らしくしてみてはいかがでしょうか。
photo / goodroom journal
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