(4)一方が我慢を強いられる
全てとは言いませんが、不倫や気持ちの入ったセフレ関係は、この我慢を強いられる関係の代表例です。
「離婚するまで待って」「まだ恋人が欲しいとは思えないから待って」など、言われた方が待ち続ける関係は、まさに我慢を強いられる分かりやすいパターンです。
いい恋愛をしている人の考え方・行動の特徴
何度も言いますが、あくまでも悪い恋愛を生み出すのは相手や自分ではなく、関係性のゆがみです。
もし自分が悪い恋愛をしていると分かっても、自分や相手を責めるのではなく、どうしたらより良い関係にできるか考えてみましょう。
ここからは、いい恋愛をしている人に共通する考え方や行動の特徴を3つ紹介します。これらの特徴を参考に、より良い関係づくりを目指してみてはいかがでしょうか。
(1)ネガティブな感情を自己処理できる
人間誰しも負の感情を持つものであり、落ち込む時もあります。
いい恋愛をしている人は、この負の感情の扱いがうまいです。
例えば、怒りを感じても、相手へぶつけることがないよう、まずは自分で自分を落ち着かせます。落ち込むことがあっても、疑心暗鬼や落胆し過ぎることなく、自分の中である程度気持ちを立て直そうとします。
相手で発散させることなく自分の中で上手に処理できるので、パートナーとのいい人間関係を保ち続けられているともいえるのかもしれません。
(2)上手な伝え方や気持ちの切り替えができる
何かしてほしい時、「○○してほしい」とフラットにお願いできたり、逆にしてほしくない時には「○○しないでほしい」と伝えられたりすることは、恋愛において大事なことです。
いい恋愛をしている人は、相手の気持ちを傷つけずに自分の希望を伝えるのがうまいです。
また、もし断られたとしても、「じゃあ仕方ないか」と思えるので、「嫌われている」「大事にされてない」などと捉えて落胆することもありません。
(3)相互にゆだね合う関係をつくれる
前段でも触れた通り、いい恋愛をしている人は、パートナーとのいい人間関係を保つのが上手です。
自分が主導権を握れるところでは自分が頑張り、相手が得意な部分では相手に任せるなど、いい恋愛をしている人は、こういった相互にゆだね合う関係をつくるのもうまいです。
大人になると、つい何でも自分の思い通りに行動したいと思ったりするものです。しかしその希望を押し通したまま恋愛をすると、相手に無理や我慢を強いることになります。
状況に応じて、足りない部分を補い合い、補強し合う。恋愛する上でも、こうした柔軟性を持つことが大切だといえるでしょう。
いい恋愛をするためのポイント
最後に、この記事に辿り着いたあなたが今日からいい恋愛をするためにできることを、3つ紹介します。
(1)まずは自分で自分を幸せにしてあげる
恋愛とは、1人でするものではありません。いい恋愛のベースにあるのは、自分の幸せと相手の幸せです。
「いい恋愛か悪い恋愛かは相手次第」と考えている人が多いものですが、実は自分が幸せであれば、自然と「いい恋愛」になるものです。
幸か不幸かを相手にゆだねず、まずは自分で自分を幸せにしてあげる努力をしましょう。