不定期で登場する連載「海外スーパーマーケットチェック」。今回は、ライター・田代がナポリのスーパーマーケットに潜入! イタリアの女子たちが買っているプチプラ土産を調査し、現地で買ってきました!
イタリアの女子たちに聞いてみた!
まずはイタリアに行く前に、私が通っているイタリア語教室でリサーチを開始。イタリア人が多い職場で働くクラスメイト・Fさんの協力を得て、イタリアの女子たちが帰国したときにスーパーでどんなものを買っているのか調査しました。
その結果、イタリア人も日本へ戻るときにスーパーでバラまき土産を購入していることが判明! クッキーやチョコレートなどの定番から、ちょっと意外なものまで、イタリア人御用達のプチプラ土産を現地で買ってきました!
ナポリのスーパーに潜入!
今回私が潜入したのは、ナポリで立ち寄ったイタリア資本のスーパーマーケット。食品類が充実しているところで、日用品や雑貨類は少なめな感じです。ざっと見回って、とにかく目につくのがトマトやパスタ関係の品々。おいしそうな食材ばかりで、見ているだけでお腹が空いてくる~!
もし自分がイタリアのスーパーで土産を買うなら、無難なパスタを選んでしまいそうですが、今回のイタリア人聞き取り調査結果には入っていませんでした。では、彼女たちはいったい何を買っているのでしょう……?
ということで、イタリア女子たちが買っているスーパーのプチプラ土産をご紹介していきます。まずは素材編からスタート!
1. 乾燥ポルチーニ
パスタにもリゾットにも使えるポルチーニは女子の大好物! でも、日本で買うとめちゃ高いので、私もイタリアに行ったときは空港で買っていたのですが、イタリア女子によると「スーパーで買ったほうが断然安い!」とのこと。確かに、一袋5ユーロ(約650円、※1ユーロ=約130円で計算)程度で売っていました。(写真はミックスタイプで一袋2.29ユーロ、約298円)
2. 乾燥トマト
やはりイタリア料理に欠かせないのはトマト。イタリア産トマトは本当にナチュラルな甘さがあっておいしいです。トマトのうま味が凝縮したドライトマトはお土産にも最適。これもスーパーのほうがお安いです。たっぷり入って4.99ユーロ(約649円)。自分用にもたくさん買いました♡
3. ファッロ(古代小麦)
美容にもいいスーパーフードとして注目されている古代小麦ファッロ。日本では都会のおしゃれ系スーパーに置いてありますが、やはり値段は高め。でも、イタリアのスーパーでは400グラムでたったの2.08ユーロ(約270円)。さすがイタリア女子! こんなお土産、自分では思いつきませんでした。食材にこだわりのある友だちにあげたら感激されること間違いなしです!
4. コンソメブイヨン
続いては調味料やインスタント食品系のお土産。イタリア女子のおすすめは野菜のコンソメブイヨン1.25ユーロ(約163円)。日本でも知られる有名メーカーのものですが、今まで見たことのないブイヨンがいろいろありました。このブイヨンがあれば、おいしいイタリア料理をつくれるかも……!
5. 即席スープ&リゾットなど
こちらもさまざまな種類があり、選ぶのが楽しいです。実食してみて気に入ったのは、アーティチョークのリゾット1.09ユーロ(約142円)。さすが美食の国イタリアで売られているだけあって、インスタント食品もおいしいです。アーティチョークはあまり日本ではメジャーでない野菜ですが、イタリアではピッツァにのっていたり煮込み料理に使われていたり、さまざまな食べ方をしています。
6. ツナ缶
ツナ缶なんて平凡すぎる……なんて思ったら大間違い! オリーブオイル漬けのツナ缶は本当においしいのです! マヨネーズ好きな人も、このツナ缶ならそのまま食べたくなるような味。赤いツナ缶は111グラムで3.29ユーロ(約428円)、濃紺パッケージのほうは60グラム×2個で1.98ユーロ(約257円)でした。
7. バルサミコクリーム
日本でも少し前から登場しはじめているバルサミコクリーム。実は使ったことがなかったのですが、バルサミコ酢よりもトロっとした液体で、甘味もあって、お肉のソースやドレッシング、さらにアイスクリームやフルーツなどにかけてもおいしいとのこと。
私がスーパーで購入したバルサミコクリームは2.64ユーロ(約343円)。試しにバニラアイスにかけてみたら……超絶品! さすがイタリア女子、お目が高い! この容器はプラスチック製なので、持ち帰るのも安心でした。