31年間、『ちびまる子』ちゃんのナレーションを務めてきたキートン山田さんが、28日の放送で卒業
テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)で、放送開始からナレーションを担当していたキートン山田さんが、28日放送で卒業しました。
最後の演出に視聴者からは、感動の声が相次いでいます。
■最後の「後半へ続く」
「…である」「後半へ続く」の声は脳内でキートンさんの声で再生されるのでは? というほど、31年もの間、多くの人に愛された『ちびまる子』ちゃんのナレーション。
最後のナレーションとなる今回のエピソードは「『ある春の一日』の巻」。キートンさんの「後半へ続く」を聞かせるため、1本立ての回となりました。
■「ありがとう、まるちゃん」
夜桜見物に来たさくら家の人々。知らない子供の飼い猫を探す…という展開となり、いつも通りにぎやかに、そしてほのぼのとした時間が過ぎていきます。
そして終盤には、ハンカチを落としたまる子に「ハンカチ、落としたよ」と声をかける男性が。その声は…キートンさん。
続けて男性は、ハンカチを手渡したあと「ありがとう、まるちゃん」と振り返らずに立ち去っていきました。
■エンディングはナレーション集
そして、「とある春の一日、夜桜を見上げながら、明日も良い一日になるといいなと思うまる子。明日も晴れ、である」との言葉が、最後のナレーションとなりました。
また、エンディングでは「キートンさんのナレーション集」が流れ、「キートン山田さん ありがとうございました」のテロップとともに、放送は終了。
■「号泣です」「神回でした」
今回の放送には、「泣けた…」「この演出、やばい…(涙)」「最後の“ありがとう、まるちゃん”で号泣です」と涙する視聴者が続出。
そのほか、「最後に『ありがとう』ってまる子へ言わせてあげるストーリー。神回でした」「ナレーション以外で出演したり、エンディングで特集したり、愛されてるねぇ、泣かせるやんけ」など、制作スタッフの演出に感動の声も広がっています。
31年間『ちびまる子ちゃん』を彩ってくれたキートン山田さん、おつかれさまでした。