人生を変えるお片付けアドバイザーの上野景子です。お片付けに風水をちょっとプラスして運気をアップさせる “お片付け風水” を発信中!今回は万能収納用品の代表でもある「ファイルボックス」を使った収納について。ファイルボックスを使った場所ごとの整え方を、実際のお客様宅での使用例と共に紹介します。
収納用品の王様はファイルボックス!
整理収納アドバイザーとして、お客さんのお宅にお邪魔する機会がたくさんあります。
書類を収納するだけではなく、色んな場所で使えるのでどのお宅にも必ずある万能な収納用品がファイルボックスです。
片付けをする上で一番大切なのは「分類」。
要る?要らない?のどちらかに分類をすることが「整理」です。
「収納」は必要なモノをしっかりとカテゴリーごとに分類することで、すべてのモノに正しく定位置を与えることができます。
自分なりのカテゴリーをつくり徹底的に分類をしておくと、リバウンドのない散らからない収納ができあがります。
収納するモノによって高さを使った方がよい場合は伸縮ラックなどを使うこともありますが、今回はすべてファイルボックスを使った収納の実例を場所ごとに紹介していきます。
実例1.トイレ
掃除用品、サニタリー系、トイレットペーパー、スットク類が、トイレの代表的な収納カテゴリーです。
こちらは、とても広いトイレ収納だったので、きっちり分類できるようにファイルボックスを並べました。
収納するモノやスペースに合わせてファイルボックスの幅や高さを選びます。収納スペースを縦に区切ることができ、見た目もスッキリします。
替えのマットやタオルをトイレに収納しているお宅があります。風水的にはトイレに収納するモノは限りなく少なくしてください。
「不浄の場」といわれている陰の気(悪い気)が多いトイレに長期間保管していると、それを使う人の健康運に影響が出る場合も。なるべく別の場所に収納するようにしてください。
実例2.洗面所
洗面ボウルの下にある収納でファイルボックスを使う場合もあります。主な収納カテゴリーは、掃除用品、洗剤類、ストック類だと思います。
BEFORE
奥に水道のパイプがあるので、ファイルボックスが入らないお宅も多いです。
収納用品を購入する前は、必ず計測して置いたらどうなるかをイメージすることをお忘れなく!
AFTER
分類をすることで、何を持っているかが把握しやすくなります。「あるか分からないから」という理由でとりあえず買ってしまい「モノが増える」という事も少なくなると思います。
実例3.キッチン
キッチンではフライパンやお鍋を重ねるのではなく、立てて収納すると取り出しやすくなります。重い調理器具をしっかり支えてくえる頑丈なファイルボックスが最適です。
風水的には、キッチンにあるプラスティック製品はNGです。火の気が多いキッチンで、火の気を持つプラスティックを使うことで、気のバランスが乱れてしまうと言われています。
引き出しや戸棚に収納したり、綿や麻などの自然素材の布をかけて見えないように収納しましょう。