年齢を重ねても体型が変わらない方を見ると、つい「生まれつきキレイだから」「運動をちゃんとしているから」と考えてしまいがち。実際、その秘訣を聞いてみると“好きなものを食べている”、“運動はあまりしない”という方も少なくありません。ではどのように減量&体型キープを叶えているのか、そのコツをチェックしてみましょう。
(1)食事は野菜と魚を中心に自炊する
年齢を重ねるとともに食生活の影響は体型に現れやすくなります。そこでまず心がけたいのが「自炊する」こと。そして、いわゆる“和定食”のように野菜と魚を中心に献立を組み立てて、野菜・タンパク質・汁物・ご飯といった、いろいろな食材をバランス良く摂るように心がけましょう。
気になる炭水化物ですが、炭水化物は体を動かすためのエネルギーや脳、神経を働かせるために欠かせない栄養素ですから単純にカットすることはせず、摂取する量を調節する(摂りすぎない)ことから始めてみましょう。また、和食の献立であれば魚をはじめ納豆や豆腐、卵などヘルシーにタンパク質を摂取しやすいのも魅力です。
(2)白湯や水、炭酸水をしっかり飲む
普段から水や炭酸水をたくさん飲むことに加え、朝起きて一番に朝起きたら朝食を摂る前に、コップ一杯の白湯を飲むのを習慣にするのもおすすめです。
白湯を飲むことで体は内側から温まるので、内蔵の働きが良くなって老廃物を排出しやすい状態になります。また、むくみや便秘の予防する効果も期待できます。
(3)時々は適度に運動をする
筋肉量をキープしていくためにも、ストレス解消のためにも運動は大切。好きなTV番組を見ながら、音楽を聴きながらでOKなので、ゆったりとした動きで気になるパーツに直接アプローチできるストレッチやヨガなどが特におすすめです。
また、もし時間に余裕があればジムへ出かけて筋トレしてみたり、近所をウォーキングやジョギングしてみましょう。
(4)湯船でじっくり温まる
キレイな方に話を聞いてみると「お風呂が大好き」という方は少なくありません。大抵の方はシャワーだけで済ませるのではなく、しっかり40〜42℃の湯船に浸かっているものです。
しっかり湯船につかることは、1日の疲れを癒すと同時に血行が促進され、体質改善や代謝UPにもつながります。また、なかなか湯船に浸かるのが苦手という方は、気持ち熱めのお湯(42℃程度)で半身浴をするのもオススメです。
きちんと食事を管理して運動をするというのがダイエットの基本とされていますが、意識しすぎると逆に「ストレスになって続けられない」という方は少なくないはず。でも、毎日の食事に気を配ること、日常生活の中でも朝一番に白湯を飲む、湯船に浸かるようにするなどほんの一工夫で体は変わっていくもの。ぜひ痩せやすい体を手に入れるためにも参考にしてみてくださいね。