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顔は同じ、性格は対照的な2人の男性。あなたなら、どっちの彼を選ぶ?

エンタメ

9月1日(土)公開の映画『寝ても覚めても』は、狂おしいほど切なく、衝撃の展開で綴られる物語です。同じ顔をした2人の男性と、その間で揺れ動く女性の8年間を丁寧に、そしてスリリングに描いた本作品をご紹介します。

心をかき乱し、恋愛観を揺さぶる物語

丸子亮平は勤務先の会議室へコーヒーを届けに来た泉谷朝子と出会います。ぎこちない態度をとる朝子に惹かれていく亮平。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながら朝子も惹かれていきます。しかし、朝子には亮平に告げられない秘密がありました。朝子が2年前に運命的な恋に落ち、その後行方が分からなくなった恋人・鳥居麦に顔がそっくりだったのです―。

5年後。亮平と朝子は共に暮らし、平穏だけど満たされた日々を過ごしていました。ある日、亮平と朝子は出掛けた先で、朝子の友人と7年ぶりの再会を果たし、麦が現在はモデルとなって活躍していることを知ります。

一緒にいるといつも不安で、でも好きにならずはにいられなかった麦。 ささやかだけれど、いつも温かく包み、安心を与えてくれる亮平。 同じ顔をした2人の男性との間で揺れ動く朝子。
彼女の中では気持ちの整理はついていたはずでしたがー。

自分の恋愛観について問われる

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同じ顔をした2人の男性と、その間で揺れ動く女性の8年間を丁寧に、そしてスリリングに描いている本作品。人はなぜ人を愛するのか?人のどこに惹かれるのか?そして、なぜその人でなくてはならないのか?傷つけ、傷つきながらも、誰かを愛さずにはいられないのは、鑑賞者である私たちも同じではないでしょうか。

彼女が抱える真っ直ぐな想いが引き起こす衝撃の展開に、時に観る者は共感し、時に反感を覚えるでしょう。自身の恋愛の価値観が揺さぶられる「大人の恋愛映画」です。

新しい波!と称されるラブストーリー

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カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された本作品は、「日本映画の新しい波!」と海外メディアで絶賛されるなど高評価を得ています。
突如姿を消した運命の人・麦と、一途にヒロインを想う・亮平の、一人二役で新境地を見せた東出昌大。麦と亮平の間で揺れ動くヒロイン朝子を、瑞々しい演技で務めた唐田えりか。その他豪華キャストが脇を固め、物語に深みに与えています。心をかき乱し、恋愛観を揺さぶるラブストーリーを、スクリーンでお楽しみください。

photo / ©2018 映画「寝ても覚めても」製作委員会/ COMME DES CINÉMAS

『寝ても覚めても』

9月1日(土)より、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国公開
監督:濱口竜介
原作:柴崎友香『寝ても覚めても』(河出書房新社)
出演:東出昌大、唐田えりか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知(黒猫チェルシー)
配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス

http://netemosametemo.jp
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