日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュの元美容部員、藤田あみです。マスク生活でつい見てしまう他人の眉。あの人、綺麗なのになぜかイマイチ…。実はそれって眉毛が原因かも!今回はアラサーが残念に見えてしまうNG眉の原因を、プロが詳しく解説していきます。
眉山のない平行すぎる一直線眉
こちら、韓国メイク好きさんがついやりがちな眉。
平行眉は正しく描けば、優しい守ってあげたくなる印象、若々しくみえる印象があり人気の眉の形です。
しかし、ただ名前のとおり平行眉にしたいからといって、眉山がない、まっ平な眉毛はNG!美人に見えるどころか、ただの困り顔になってしまいます。
ポイント:平行を重視しすぎて「眉山」を意識し忘れちゃダメ!
平行眉でも眉山から先はフレームの上下で太さは変わります。
また、地面と全くの平行ではなく、2〜3度程度眉山より眉尻の方をやや上げると困り顔には見えず、自然な印象に。
眉頭から眉尻まで同じ太さの寸胴ボサ眉
次は、ナチュラル志向で丁寧な暮らしが好きな人がついやりがちな眉。
眉はできるだけさわらず自眉も自然なまま、眉は眉尻をパウダーのみという眉。悪くないのですが、やや垢抜けない印象に見えてしまいます。
2015年ほどまでは太眉も人気でしたが、今は太眉ではなく、眉サロンで整えたような自然だけど綺麗なナチュラル眉がトレンドです。
芸能人に例えると、まさに井上咲良さんの眉毛のイメチェンを思い浮かべるとわかりやすいですね。
自然な眉もいいのですが、綺麗に見えるのはやはり整えた後のナチュラルな眉です。
ポイント:自眉に頼りすぎて眉尻をお粗末にしちゃダメ!
ボサ眉さんはまず、自眉のカットから。
コームを用意して、隙間から出てきた部分をカット。
眉尻まで整えたら、足りない部分をペンシルで描き、パウダーで埋めます。
眉尻は最後、書道でいう「とめ」ではなく「はらい」のような形。流れるよう徐々に細く仕上げると綺麗に見えます。
眉頭近すぎ!顔バランス無視のコワモテ眉
最後は、顔のバランスを無視した、眉と眉の間が狭く眉頭同士が近すぎる違和感のある残念眉です。
パーツメイクは上手なのに、バランスを取れていない人が陥りやすい眉です。小さい鏡でメイクしている人も要注意!
眉毛だけを片方ずつ見れば眉自体は綺麗。
なのに一歩離れて顔全体で見ると、あれ?なんか変。そんな印象を持たれてしまいます。
ポイント:眉毛だけに集中しちゃダメ!大事なのは顔全体のバランス
まずは、眉頭の黄金バランスから正しい位置をおさらいしましょう。
眉頭は、小鼻か目頭の延長線上(またはやや内側)にあるのがいいとされていますが、やや内側といっても限度があり、1、2mm程度です。
さらに、眉間に必要な横幅は片目一つ分空いていることが理想です。この範囲に当てはまらない人は、眉頭の位置を誤っているため、見直しましょう。
眉頭の位置が狭すぎていた人は、少し眉頭の位置を広げるだけで、やわらかさ、女性らしさを印象づけることができますよ。