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食べて胸を育てよう! 栄養士おすすめの“美乳育成レシピ”

健やかな美乳には食べ物が重要! 少し意識して変えれば、お胸の状態は変わるはず。美乳育成超簡単レシピをお届けします。女子栄養大学専任講師・浅尾貴子先生が教えてくれました。

胸の生育に欠かせないもののひとつが、女性ホルモン。

「女性ホルモンがきちんと分泌され、本来持っている力を発揮できるようなバランスのとれた食生活を送ることが第一です。さらに、働きを補完するイソフラボンや、胸の土台となる細胞作りに必要なタンパク質、肌のハリを出すのにいいとされるビタミン類などの食材を併せて摂ることが大切になります」(浅尾先生)

まずは、美乳を作ってくれる栄養素を知りましょう。

女性ホルモンを“整える”栄養素

イソフラボン→蒸し豆、ボロン→キャベツ
「女性ホルモンと似た働きをする栄養素の代表格が、イソフラボン。1日100gを目安に大豆製品を摂るようにしましょう。また、同様の効果が期待できると注目されているのがボロン。キャベツに含まれています」

女性ホルモンを“サポートする”栄養素

オメガ3系オイル→えごま油、コレステロール→卵、発酵食品→ヨーグルト
「オイルはホルモンの材料になります。アマニ油やえごま油のような良質で鮮度が高いオイルを選びましょう。ホルモンの分泌を調整するコレステロールや、腸内環境を整えて分泌にアプローチする発酵食品も大切です」

細胞の“土台を作る”栄養素

タンパク質→サラダチキン、ビタミンA、C、E→緑黄色野菜
「胸の基礎となる細胞には、タンパク質が不可欠。タンパク質を構成するアミノ酸の性質は食材により異なるので、様々な食材から摂取を。ビタミンA、C、Eは肌の弾力やツヤを作るのに役立ち、体の老化も防ぎます」

“血流を上げる”栄養素

カプサイシン→とうがらし、ショウガオール→生姜、硫化アリル→玉ねぎ
「摂取した栄養素を届ける役割を果たすのが、血液です。そのため、ビタミンEやカプサイシン、ショウガオール、玉ねぎに含まれる硫化アリルなど、血の巡りをよくする栄養素を摂ることが美胸作りのカギになります」

それでは、胸作りをサポートする栄養素を含む食材を使ったレシピを紹介。早速、挑戦を!

ジンジャー豆乳とお豆の冷製スープ

胸作りをサポートする栄養素:イソフラボン、ショウガオール

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【材料】
蒸し豆(大豆)…50g、おろし生姜…1/2かけ分、コンソメ…小さじ1/2、豆乳(調製がおすすめですが、どちらでもお好みで)…1/2カップ、塩・胡椒…各少々

【作り方】
すべての材料をミキサーに入れて撹拌する。

【POINT】
蒸し豆と豆乳には女性ホルモンを整えるイソフラボンが多く含まれている。蒸し豆はスーパーで購入でき、カレーやチャーハンなどに足せるので常備すると便利。生姜は血流をよくし、体のすみずみにまで栄養を届けられる。

えごま油ドレッシングのサラダ

胸作りをサポートする栄養素:ビタミンA、C、E、イソフラボン、コレステロール、タンパク質、オメガ3系オイル

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【材料】
レタス類…適量、蒸し豆(ミックス)…30g、ゆで卵…1個、アーモンド…5粒、ミニトマト…2個、チーズ(好みのものでOK)…20g、塩・胡椒・えごま油…各適宜

【作り方】
(1)レタス類はちぎる。卵、チーズは、食べやすい大きさに切る。ミニトマトは4等分のくし形切り。(2)器に盛り合わせ、塩・胡椒、えごま油をかける。

【POINT】
タンパク質とビタミンAが含まれたチーズに、ビタミンCとEが多いレタス、アーモンドと、たくさんの栄養素を効率よく摂取できる。卵に含まれるコレステロールやドレッシングのえごま油はホルモンの材料として活躍。

浅尾貴子先生 女子栄養大学専任講師。ダイエットや美容の専門家、フードコンサルタントとして活躍中。『大豆力』(主婦と生活社)など著作多数。

※『anan』2018年9月19日号より。料理作製、スタイリング・田村つぼみ 写真・土佐麻理子 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)

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