日々パソコンやスマートフォンを眺めていると、首や肩回りが凝り固まってしまうもの。そこで今回は、胸・首・肩それぞれの簡単なストレッチをご紹介します。どれも椅子に座ったまま20秒ほどキープするだけなので、オフィスでの隙間時間にもおすすめ。続ければ肩凝りの解消や姿勢を良くしたりする効果が期待できますよ。
両腕を大きく開く「胸のストレッチ」
ひとつめにご紹介するのは、胸まわりの筋肉「大胸筋」を伸ばしつつ、肩甲骨も意識して行う「胸のストレッチ」です。背中が丸まった状態になると胸の部分がつまり、肩や背中の凝りにもつながります。胸をぐっと開いて、猫背の改善と肩凝り解消を目指しましょう。両腕を開いて20秒間キープしているとき、首の筋肉に力が入らないよう気をつけてください。
ストレッチの手順
1. 椅子に姿勢良く座ります。
2. 手のひらを上にして、両腕を開き、痛気持ちいいところで20秒キープしましょう。
鎖骨から顎をぐーっと伸ばす「首のストレッチ」
続いては、胸骨のあたりから耳の裏あたりまでの筋肉「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」を伸ばす「首のストレッチ」です。この筋肉をよく伸ばすことで、肩凝りや頭痛の緩和、ストレートネックの改善も見込めます。顎を上げる動作のとき、口を開けずに上下の歯を合わせて行うことがポイントです。
ストレッチの手順
1. 椅子に姿勢良く座ります。
2. 右側の鎖骨を両手で押さえましょう。
3. 顎を右斜め上に伸ばし、痛気持ちいいところで止め、20秒キープしましょう。
4. 同様に左側も行います。
手で押さえながら首を斜め前に倒す「肩のストレッチ」
最後は、首・肩・背中の上部にある僧帽筋(そうぼうきん)をほぐす「肩のストレッチ」。こちらも肩凝りと頭痛の緩和が期待できるものです。行うときには、上半身をまっすぐに保ち、首を倒す動作は手でサポートするようにします。無理はせずに、気持ちいいと感じられるところで止めましょう。
ストレッチの手順
1. 椅子に座り姿勢を正します。
2. 片方の手を頭の上に置き、首を斜め前に倒します。肩が気持ちよく伸びているのを感じられるところで20秒ほどキープします。反対側も同じように行ってください。
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photo / 東急スポーツオアシス
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