こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。汗や皮脂、紫外線など悩みが尽きない夏は、メイクのトラブルも増えやすいもの。イメージどおりに仕上がらなかったり、思わぬところで老け見えしたりする方が多いようです。そこで今回は、アラフォー世代が気をつけたい、夏のNGメイクと改善方法をご紹介します。
NG1:顔の色と差がくっきり!首の色を無視した白肌メイク
日焼けが気になる夏は、メイクで少しでも白く見せたくなるのではないでしょうか。ベースメイクの色で本来より顔を明るく見せることはできますが、首の色との差にはご注意を。
顔と首の色にギャップがあると、野暮ったい印象を与えます。正面から見るだけでは気づきにくいかもしれませんが、顔を左右に向けて側面もチェックするとわかりやすいです。
日焼け肌に合わせてファンデーションの色を暗くするのもひとつの手ですが、明るい肌がお好みなら首の色を調整してみてください。
首にピンク系のフェイスパウダーを塗ると、本来の肌色よりもトーンアップできます。
筆者が使ったのは、江原道「マイファンスィー UVフェイスパウダー」ベビーピンク(限定品 SPF50+・PA++++ 税込3,740円)。明るいピンク系のパウダーが、肌の明度をグンと底上げ。高SPF/PA値でUV対策もきっちり叶えてくれます。
NG2:古顔まっしぐら!?鮮やかカラーの悪目立ちメイク
夏といえばブルーやグリーン、イエローを使った鮮やかなカラーメイクをしたくなる方も多いでしょう。筆者もカラーメイクが大好きですが、トロピカルカラーを主張しすぎると古臭く痛々しくなってしまいがちです。
このように、ブルーやグリーンを全面に出したメイクは、日常シーンには厳しい印象。バカンスでのメイクにしても、もう少しさりげなさがほしいところです。
おすすめは、ナチュラルなオレンジ系にブルーのニュアンスを加えるメイク。オレンジメイクの仕上げに、まぶた中央にシアーなブルーラメを重ねてみてください。自然な印象をキープしながら、涼しげな透明感と輝きがプラスされます。
ブルーラメのアイシャドウは、エクセル「アイプランナー」D 02 ミスティレイク(税込990円)。神秘的な輝きを放つアイスブルーです。
NG3:紫外線対策のしすぎでゴワゴワ!老け見えぼってりメイク
夏はUVケアが欠かせないもの。2〜3時間おきに日焼け止めを塗り直すように推奨されていますが、そのたびにファンデーションでメイク直しをすると、夕方には分厚いぼってりとした肌になってしまいます。
ファンデーションは適量であれば、いきいきとキレイな肌を演出しますが、重ねれば重ねるほどキメが粗く見えたり、毛穴が悪目立ちしたり、シワに入り込んだりして老け見えしてしまいます。
こまめな紫外線対策には、スティックタイプの日焼け止めが大活躍。SHISEIDO「クリアスティック UVプロテクター」(SPF50+・PA++++ 税込3,080円)は、メイクの上からも使えるスティック状の日焼け止めです。
透明タイプだからメイクの上に重ねても違和感がありません。手を汚さずに塗れますし、ベタつかずメイクもヨレない優れものです。
午後から夕方にかけてのくすみをカバーしたいときは、先にご紹介した江原道「マイファンスィー UVフェイスパウダー」ベビーピンクでお直しを。明るく美しい肌印象に仕上がります。