若い頃は交際を反対されてばかりだったけれど、30代半ばともなると親から婚活を勧められたりすることもあるでしょう。
親から婚活を勧められた時、断るのも親に申し訳ない気がするし、かと言って今すぐ結婚するつもりもない…と、重荷に感じている人も多いのでは。
結婚するのは親ではないので、自分がその気になれない婚活を無理に頑張る必要はありません。
fumumu取材班が、角を立てない断り方について、詳しい話を聞きました。
①コロナ禍が落ち着いたら…
「コロナ禍を理由に、婚活を断りました。ワクチンを射ったからと言って感染しないわけではないし、感染を気にしながら自分以外の誰かと密な関係を築くのは難しいと思ったので。
断られた親はガッカリするどころか、『確かに』と納得。特効薬でも開発されない限り、追撃されることはなさそうです」(30代・女性)
感染のリスクを折ってまで婚活を勧める親はいないでしょう。
②時間とお金の余裕がない
「婚活に使える時間もお金もないことを理由に、婚活は断りました。心配をかけたくなくて黙っていたけれど、『コロナ禍で将来の先行きが不安な中、スキルアップのために学習を始めた』と。
学習には時間もお金もかかるので、両方同時に進めるのはキャパシティーオーバー。『今が頑張り時だから』と言ったら、親も納得してくれたようです」(30代・女性)
婚活にお金を出してくれる親は少なくありませんが、時間は誰にとっても有限ですよね。
③遠距離恋愛は無理
「遠距離恋愛は無理』と、親推薦の婚活はきっぱり断りました。『地元でいい人がいる』と勧められたのですが、『会えなくて辛い思いはしたくない』と。
親は『地元に好きな人ができれば戻ってくる』と思っていたと思いますが、昭和と令和は違います。仕事を辞めて専業主婦になるような時代でもないので、察してくれたと思っています」(30代・女性)
「帰らない」と言うと角が立ちますが、「遠距離恋愛」と言い換えることで「帰るつもりがない」ことは察してもらえるでしょう。
曖昧な断り方は下手に期待させ、親にも自分にも余計に負担になってしまうことも。「嘘も方便」と言いますが、婚活を断りたいと思っている方は、参考にしてみてもいいかもしれません。