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もやもや。結婚してくれない彼氏への対処法

神崎桃子(体験型恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は、結婚にまつわるアンケート。

■「自分から結婚話を切り出してくる彼女」アリ? ナシ?

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付き合っているのに、なかなか結婚しようと言ってこない彼……。

相手がいなけりゃ諦めもつくけど、「彼氏がいるのにもかかわらず結婚できない」なんて状況は、女性からするとなんとも残酷なこと。彼からのプロポーズを今か今かと待ちわびているのに、誕生日もクリスマスもその言葉はなく、ただただ時は過ぎてゆく……。「いつまで待てばいいの!?」と叫びたくなることでしょう。

そんな結婚したい女性たちのために、今回はこんなことをリサーチしてみたよ!

Q.「自分から結婚話を切り出してくる彼女」アリ? ナシ?

アリ:69.7%
ナシ:30.3%
※有効回答数264件

「プロポーズは男の口から……」が昔からの流れですが、今の男性はむしろ、逆プロポーズを歓迎している模様!?

■「結婚話を切り出してくる彼女はアリ」派

◇彼女の気持ちがわかってありがたい

・「そこまで考えて付き合ってくれていると感じられるから、自分も考えなくてはと思える」(39歳/アパレル・繊維/営業職)

・「結婚を意識しているとわかりやすく、こちらの態度も考えなくてはならない」(32歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

そもそも男性は結婚に対して年齢的な焦りがないので、“現状維持”でも問題ありません。女性がイラついているというのに、「別に今の関係で不満はないし、このままでいいや」と涼しい顔をして余裕をぶっかましているのです。

何年も交際しているのにもかかわらず、彼から結婚話が出てこないなら、女性のほうからきっかけを与えるべきでしょう。

◇今の時代、どちらから切り出してもいいと思う

・「こういうのは男からじゃなくてもいいと思う。今の時代、女からのプロポーズもアリ。むしろ待っているだけじゃ婚期を逃すと思うから」(37歳/その他/営業職)

・「多少プレッシャーは感じるが、今の時代、どちらから結婚話を切り出しても違和感ないから」(34歳/その他/その他)

「キミ、待っているだけじゃ婚期を逃すよ!」……こんなことを男性に言われちゃう時代になっているとは。もはや男と女の役割分担がなくなっている昨今、「本来男が女にするもの」というプロポーズの形式も通用しなくなってきているのです。

でも、「男である・女である」という事実は変わりません。男女は常に同等ではなく、能力や体力、身体の構造上から、同じことができるとは限らないのです。男だからこそ得意なこともあるし、女だから苦手なこともあるでしょう。

だから、恋愛や結婚においても男女平等というのは、少し寂しい気がするな~。自分が相手にして与えられること、相手を補うことを考えるのが、恋愛や結婚なのですから……。

■「結婚話を切り出してくる彼女はナシ」派

◇プレッシャーを感じて苦痛になる

・「女性からの結婚話は、男性としては、結婚のプレッシャーは感じると思う。2人の間のなにげない会話であれば問題ないが、改まった場で話をされると苦痛に思う」(36歳/建設・土木/事務系専門職)

・「自分も考えられる相手ならいいが、そうでなければ重く捉えてしまうから」(31歳/医療・福祉/専門職)

女から結婚話をするのが難しいのは、それが相手の重荷になってしまいそうだから。上記のコメントが示すように、男性は逆プロポーズに期待を抱いているはずもなく、むしろ改まって結婚話など出されたら、ストレス以外のなにものでもないのです。

彼に結婚を促したいなら、プレッシャーを与えるのは逆効果! “結婚”という言葉を使うよりも、「これからも一緒にいたい」という気持ちをわかってもらうべきでしょう。

◇こちらのタイミングで切り出したい

・「こっちもいろいろ計画を立てているので、予定が狂ってしまう可能性がある」(25歳/金融・証券/営業職)

・「自分のタイミングで言いたい。仕事もあるので空気を読んでほしい」(35歳/医療・福祉/専門職)

「プロポーズは自分からしたい」「自分のタイミングを見計らって結婚を申し込みたい」という考えの男性からすると、逆プロポーズは男の沽券にかかわること! 「ちょ、ちょっと待ってよ!」と慌ててしまうでしょう。恋愛をリードするのは女性でも、結婚の決定権を握りたいのは男性なのです。

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