こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。マスク生活では、眉の存在感が際立つもの。眉の形や色次第でイメージがガラリと変わるため、メイクで理想の表情に近づけたいところです。そこで今回は、イメージごとにNGメイクと改善方法をお伝えします。
NG1:「やさしい顔」になりたいのに…抜け出せない「キツ顔眉」
ソフトな印象にしようとしても、なぜかキツく見える。そんなときは、眉毛の角度に注目してみてください。
OK眉はパウダーアイブロウで極力カーブをつけずに描き、NG眉はペンシルアイブロウで眉尻を長く下げるように描いています。
やさしい雰囲気にしようと眉尻を下げたことで、眉下のカーブが急になり、逆にキツく見えてしまいました。
眉のカーブは鋭角で描くとキツい印象になりやすいため、なだらかにしてみましょう。できるだけペンシルは使わず、パウダータイプで眉尻をすこし足す程度に描くと、ソフトな印象になります。
使用したのは、フーミー「アイブロウパウダー」 t.rティーローズ(税込1,980円)。血食感のある明るめのカラーとふんわり質感が、やわらかな表情を叶えます。
眉頭にピンク、眉中にキャメル、眉尻にブラウンを入れると、ふんわり眉が簡単に仕上がります。眉の下部分にほんのりピンクを仕込むと、やわらかい雰囲気を損ねることなく立体感がアップしますよ。
NG2:「キリッと顔」にしたはずが、なぜか「軽見え眉」
クールな装いやビジネスモードのときは、眉も凛々しく。カーブをしっかりつけて力強く描いたはずが、なぜか軽く見えてしまうということがあります。
形で固さを演出しても、色によって印象が変わるもの。明るいレッドブラウンの眉は、華やかで軽やかなイメージになり、キリッと感が弱まってしまいます。また、クールな形にポップな色を合わせていることで、違和感を感じられるかもしれません。
色はニュートラルなブラウンを。ペンシルタイプやワックスタイプで眉の存在感を強め、仕上げにアイブロウマスカラで毛流れをつくると、今っぽい自然な形のままでも洗練された眉に仕上がります。
眉尻はセザンヌ「超細芯アイブロウ」03 ナチュラルブラウン(税込550円)を使います。
眉毛を一本ずつ足すイメージでやや長めに描いてみました。
眉中にはTHREE「アドバンスドアイデンティティ ブラウシェーピングデュオ」03 ブラウン(税込4,180円)を。
左のワックスで形を整えて、その上に右のパウダーを重ねます。パウダーは眉頭にもふんわりと。
仕上げに、SUQQU「ボリューム アイブロウ マスカラ」02 ブラウン(税込3,300円)をON。
全体の毛流れを整えながら、ツヤと立体感をプラスしました。