一人暮らしの限られた空間でも、ゆったりと快適な部屋づくりがしたいと考える方も多いことでしょう。都内にお住まいのSachikaさんのご自宅はシンプルで洗練され、まるでカフェのようなお洒落なお部屋。こだわりの空間をつくるポイントを見ていきましょう。
お気に入りのカフェをイメージした25平米の1DK
転職をきっかけに現在の住まいに引っ越されたSachikaさんが選んだのは、都内の25平米の1DK。ともすれば、すぐにものが溢れてしまう広さですが、Sachikaさんのお部屋は空間にゆとりがありとても居心地がよさそう。
お気に入りのカフェをイメージしたというお部屋。センスの溢れるインテリアですが、実は楽天で揃えられるものばかりだというから驚きです。
そんなシンプルでおしゃれなお部屋づくりのポイントを探っていきましょう。
トーンと素材感を揃える
全体的にベージュやブラウン、オレンジなどの暖色系で統一されています。ベッドリネンやクッションなどのファブリックも、触り心地のよさそうなナチュラルなものばかり。
アクセントの「黒」は小さく使うとスタイリッシュ
私が感じたのは色使いが絶妙だということ。
黒には空間を引き締める効果がありますが、使用面が大きすぎると圧迫感が生まれます。Sachikaさんのお部屋では、ダイニングテーブルのアイアンフレームや姿見(これは黒ではなくこげ茶ですが)などで、細く小さい面積で黒が使われています。
この色使いがナチュラルテイストの中に、少し無機質感と洗練さをつくりだしています。
納得の行くもの選びが理想の部屋をつくる
家具を買う時はじっくり吟味
とにかくシンプルなSachikaさんのお部屋。モノ数が増えないように購入時のルールをしっかりと決めているそうです。
「家具を買うときは必ずお部屋全体のイメージをじっくり練ってから購入します。とりあえずで買うと後から後悔したり、処分も大変になってしまうので、決断できるまで何ヶ月も考えることもありますね。」
モノを減らすと掃除も楽になり、心にゆとりが生まれそうですね。
こだわりの照明で一気にカフェテイスト
部屋の印象を変える照明。
ペンダントソケットで裸電球を吊り下げ、コードを結んで、電球の高さをランダムに。ダクトレールをつけることで、細かな位置調整も行いやすくしています。
「1つだけ違う種類にしているのも、アクセントになっていて気に入っています。」
この照明に行き着くまでかなり探し続けたそう。そのかいあって、本当にカフェのような雰囲気ですよね。
DIYで自分好みにつくる
引っ越し前に敷いたモルタル風フロア
グレーのモルタル風の床はご自身で敷いたものだそうです。フローリングを変えるベストタイミングは引っ越し時の家具の搬入前。ちょっと大変ですが、部屋がとたんに垢ぬけて、アンティーク家具の映えるおしゃれな空間になります。
部屋を彩るアートは自分で手作り
アート類は、プリントしたアートを額縁に入れて手作りされています。お金をかけずに簡単におしゃれをつくれる、真似したいポイントですね。
通販での失敗もDIYでカバー
アンティーク風のダイニングテーブルと椅子は楽天で購入したもの。しかし、届いたテーブルは思ったよりも色が少し明るかったそうです。そこでリメイクシートで椅子に合うようなカラーにDIY。通販で購入したものがイメージに合わないときには、リメイクするのもひとつの手ですね。