◇システムエンジニア(SE)系資格(基本情報技術者など)
システムエンジニア系の資格は、取得すればIT系の知識を証明するものとして役立ちます。各団体ごとに筆記試験が行われていますので、それに合格する必要があります。
☆システムエンジニア系資格のオススメポイント
IT業界は日々進化し続けています。過去に関連資格を取って何もしていない人より、今まさに勉強して一線に出ようとする人に、大きなチャンスがある業界です。フリーランスという道もあり、自分なりの働き方を実現できる可能性もある資格ですね。
■高収入も望める!? 家でできる仕事に役立つ資格
続いて、在宅でできる仕事に役立つ可能性のある資格を紹介します。
◇マイクロソフトスペシャリスト(MOS)
WordやExcelといった、いわゆるOffice系のツール・機能を使いこなせる証明のような資格です。在宅では事務的な仕事や経理的な仕事も多いので、時間効率を上げるためにも、資格の勉強が活きる機会は多いです。類似の資格に、より実務寄りの資格としてサーティファイ検定や日本商工会議所のPC検定があります。
◇webデザイナー(ウェブデザイン技能検定)
webデザイナーは、webサイトを作成する専門資格で、国家資格でもあります。将来webデザイナーの仕事をしたい人や、一度会社に勤めた後、自宅で個人事業主としてやりたいなどの場合にもオススメです。
◇ネイリスト、ヨガインストラクター、アロマセラピストなど
ネイリストは爪の専門家です。ネイルが好きで資格を取られたという方をよく聞きます。自宅でネイルサロンを開業している方もいらっしゃいますし、好きを仕事にという観点で目指される方も多く伺います。
ネイリストの他にも、ヨガやアロマなど好きなことをしっかり学び、自宅で開業するというケースも多くありますので、ご自身の興味に合わせて考えてみてくださいね。
◇保育士
保育士の資格は、持ってはいるけど有効活用できていない方や、子どもは好きだけど保育所に勤めるのはハードルが高い……という声をよく聞きます。保育士資格を持っている方で活躍されている方の中には、自宅の一室でベビーシッターをされている方もいらっしゃいますので、持っている資格を活かすという観点で考えてみてもよいかと思います。
■資格を取得して、会社でも家でも活躍しよう!
資格を取ることで就職活動に有利になることは知っていましたが、自分の自信に繋がる、という視点は新鮮でした。経験をアピールしても、それを第三者の立場から証明してもらえる資格を持っていたほうが、相手も納得しやすいし、自分自身も胸を張ってアピールできますよね。育児や家事で忙しい女性にとっては、資格を活用し、すきま時間に仕事ができるのもメリットのひとつ。まずは自分が好きなことを軸に、どんな資格があるのか調べてみるといいかもしれません。
(文:木村俊夫、構成:はらきよか)
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