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ものの管理から解放された!ミニマリストに聞く持たない暮らしの6ルール

今度こそ部屋をすっきりさせる!と決意しても、なかなかものを捨てられず、片づけが進まないとお悩みの方は多いのではないでしょうか?そこで、たくさんの服や家具などを少しずつ処分し、今はミニマリストとして暮らすぽーさんに、どのようにしてものを手放すことができたか、その経緯と考え方の6つのルールを伺いました。

自分に合わない服や家具を手放し、身軽な暮らしに

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窓から穏やかな光が差し込む開放的なリビング。ミニマリストのぽーさんが、ご家族と飼い犬のらてちゃんと共に暮らす一軒家です。Instagramの投稿には、こうしたすっきりとした部屋のほかに、シンプルな服が並ぶクローゼットの写真も。少ないものだけで悠々と暮らされている印象で、こんな暮らしができたら…と憧れます。

けれどぽーさんも、以前は家に大きな収納棚がいくつもあり、洋服もたくさん持っていて、窮屈に感じていたそう。そこから行動を起こしてものを減らし、リフォームも経て今のような暮らしを実現したのです。どのようにして、ものを減らすことができたのでしょう?

一冊の本との出会いから、ものを減らし始める

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ものを手放す最初のきっかけとなったのは、一冊の本。今から6年ほど前に読んだ、地曳いく子さんの『服を買うなら、捨てなさい』(宝島社)だったのだとか。読み終えるといてもたってもいられなくなり、キッチンに並べていたたくさんのナチュラル系の雑貨を処分したそうです。
けれど、その後すぐにミニマリストになれたわけではありませんでした。服や収納グッズ、家具などは、時間をかけて減らしていったのです。

ミニマリスト・ぽーさんのミニマムに暮らせる考え方6ヶ条

1:「いいね!」をもらうために着飾るのはやめる

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実は、Instagramにファッションのアカウントを開いていたほど服がお好きなぽーさん。その頃は新しい服の写真を投稿するたび、「いいね!」もフォロワーの数もどんどんアップ。気が付けば「いいね!」欲しさに次から次に服を買う癖がついていました。

けれど次第にそれが苦しくなり、アカウントは閉鎖。服を購入するのをやめました。

「当時は、自分が素敵になるには洋服やファッション小物、アクセサリーが必要だと思っていたんです。でも、買い物を繰り返してまず貯金がさみしくなりました(笑)。そしてせっかく買った服は、ケアが難しくて気楽に着られない、着ていても心地よくないというものがほとんどだと気付いたんです」(ぽーさん、以下同)

2:自分が心地よく着られる服を選ぶ

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そこで自分が本当に着たい服はどんなものかを見つめ直した結果、「結局自分らしくいられるのは、『着心地と居心地がいいもの』だということに行きつきました」

「着心地と居心地がいい」という基準ができると、それにあてはまらないものは手放すことができ、購入するときも慎重に選ぶように。今では、1シーズンに3パターンほどのベースを決め、シンプルでスタンダードな服を着回しているそうです。

ぽーさんの今のInstagramに投稿されている服や靴は確かにシンプル。一貫したスタイルが感じられるアイテムやコーディネートがとても素敵です。
服を無駄に持ちすぎないためには、自分はこれが好き、こういうものが着たいという軸をもつことが大切。それに沿うものだけを持てれば、おしゃれをあきらめるのではなく、気楽に楽しめるようになるのではないでしょうか?

3:好みに合わない、使いにくい家具は処分

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ぽーさんにとってさらに手放すのが大変だったのは、たんすやドレッサー、ダイニングテーブルなどの婚礼家具。写真はその一部です。

「結婚する際に事前の連絡なしに購入してもらったもので、贈り物ではあるものの、ずっと心とスペースの負担でした。それらを置けるようにと、家を建てるときに理想の間取りをあきらめてしまったところもあり、後悔していました」

そのモヤモヤとした思いが積み重なり、「このままじゃダメだ!」と思い立ったのが2018年の年末。処分方法を調べて便利屋さんに依頼し、婚礼ダンス2竿や食器棚、レンジラック、ソファなどを取り払ったのです。

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決意して行動に移した結果、重厚感のある家具が並んでいた部屋に、コンパクトな家具や日用品だけを置けるように。写真は、上の部屋と同じ場所を撮影したものです。

大きな家具などはなかなか処分しにくいものですが、そのせいで常にモヤモヤしているなら、思い切って手放すことを自分に許してもいいのかもしれません。手放す時は葛藤やつらさがありますが、乗り越えれば違う景色が見えるはずです。

4:自分に合わないものは使ってくれる人に譲る

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家具とまではいかなくても、人からもらったけれど使わないものが溜まってしまい困っている方もいるのではないでしょうか?ぽーさんに、そうしたものはどうしているかも伺ってみました。

「いただきものは1度はありがたく受け取りますが、それでも使わないと判断したシャンプーやタオルなどはフリマアプリに出します。以前、しまいこんでいた引き出物を取り出したら、箱や食器にシミができているのを見つけ、大量に処分して心がいたみました。それ以降、長く置いておかないようにしています」

せっかくの贈り物も、使わずに放置すれば結局無駄になってしまいます。それなら、使えるうちに使ってくれる方に譲るほうが有効と言えそうです。

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