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濃くなった「ほうれい線」を目立たなくする“1分舌エクサ”

年齢とともに気になってくる顔のシワ。なかでも小鼻から口元、あごへとつながる「ほうれい線」は、濃くなると一気に老け見えするので、ケアしておきたいところです。ほうれい線を目立たなくするには口元の筋肉を鍛えるといいと話すのは、骨盤腸整ウォーキングのえいみー先生。今回は、ほうれい線に効く2種類の「舌エクササイズ」を教えていただきます!

ほうれい線が濃くなる原因は?

鏡にうつる自分を見て「あれ? 老けたかも?」と感じたことはありますか? その原因、もしかしたらマスクと関係があるかもしれません。
マスクをつけていると、息苦しさから口呼吸になりがちです。口が開いた状態が続くと、顔の表情をつくる表情筋が衰えて顔がたるみ、ほうれい線が濃くなってしまいます。

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stock.adobe.com

ほうれい線を目立たなくするには、表情筋を動かす必要があります。そのためにアプローチするのが、口のまわりの「口輪筋」という筋肉です。
口輪筋は、顔の「センター」的な存在で、さまざまな表情筋と連動しています。その口輪筋にアプローチすることで、顔の下半分の筋肉をしっかり動かすことができ、ほうれい線の解消につながります。

今回は、「舌」を動かして口輪筋を鍛える2つのエクササイズをご紹介。準備ゼロでできるので、思い立ったときにすぐできますよ!

簡単そうで地味にキツい!「口輪筋エクササイズその1」

<STEP1>足を肩幅に開く。

<STEP2>右腕をまっすぐ上に上げる。
右腕は右耳につけましょう。難しい場合は無理せず自然な位置でOK。
手のひらは左に向けます。

<STEP3>左手で右のおしりを掴む。
おしりがギュッとしまっていることを左手で確認!

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イラスト/蒼井すばる

<STEP4>右手のひらを見上げながら、舌で右の頬を上下に10回なぞる。
口は閉じたまま、舌でほうれい線を裏側からなぞるように上下します。

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イラスト/蒼井すばる

<STEP5>手を入れ替えて、左側も同様に10回なぞる。

簡単そうに見えて、地味にキツいエクササイズです。
上を向きながら舌を動かすことで、首からデコルテラインがしっかり伸びて、首のシワ予防にも効果があります。見上げる位置が高すぎると首に負担がかかるので、目線は手のひらに留めましょう。

マスクしたままどこでもできる!「口輪筋エクササイズその2」

<STEP1>上唇と歯の間に舌をセットする。

<STEP2>大きな円を描くように、舌をぐるっと10回転まわす。
できるだけ「大きく、ゆっくり」舌をまわすと効果的!
舌の動きが早くなる場所は、とくにゆっくりやりましょう。顔の歪みが補正できます。

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イラスト/蒼井すばる

<STEP3>同様に、反対回転も同じ回数やる。

10回転がキツいようなら回数を調節してもOK! エクササイズ後に舌が疲れたと感じるくらいがちょうどいい回数です。舌を動かすことで唾液が出やすくなり、エクササイズ後は口のなかが唾液でいっぱいになります。唾液があまり出ないときは、免疫力が落ちている可能性もあるので、鼻呼吸とこまめな水分補給を心がけましょう。

このエクササイズは、マスクの下でこっそりやるのがおすすめです。誰からも気づかれることなく、ほうれい線のケアができますよ!

マスク生活はまだしばらく続きそうです。マスクで顔が隠れがちな今こそ、ほうれい線ケアのチャンス! マスクを外しても素顔に自信が持てるよう、ケアしていきましょう!

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