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なんで突然? 元カノに連絡する男性の本音

神崎桃子(体験型恋愛コラムニスト)

女性が気になる恋愛のアレコレを、男性たちに2択アンケート調査。結果をもとに、恋愛コラムニストの神崎桃子さんが男心を分析します。今回は「元カノ」にまつわるアンケート。

■元カノに連絡してしまうことはある?

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「なんで今ごろ?」
「私たちって、別れたんだよね?」

元カレから突然の連絡があったら、あなたはどうする?

このご時世は非常に便利なもので、相手の連絡先を着信拒否しても、SNSを使ってコンタクトを取られることもある。足跡をつけられたり、いいねをされたり、メッセージを入れられたり……。

自分にはもう恋愛感情なんてこれっぽっちも残っていないのに、元カレがまた自分の前にチラつくとなれば、なんとな~く心はザワザワしちゃったりして。

今回は「元カノ」に関する男性の本音に迫ってみたよ!

Q.別れた元カノに連絡してしまうことはある?

ある:25.2%
ない:74.8%
※有効回答数163件

いたいた、「元カノに連絡してしまう男性たち」が……(笑)。

だけど、元カノに連絡してしまう男性にも、逆に連絡しない男性にも、それなりの理由があるはず。具体的にどう思っているのか深掘りしてみよう。

■「元カノに連絡してしまうことがある」派

◇友人として連絡するだけ

・「今でも友人として仲のいい元カノには、普通に連絡を取り合うから」(35歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

・「共通の話題があるなら、友だちとしての付き合いをしたいから」(26歳/情報・IT/その他)

男と女の決定的なちがい。女なら、「友人として連絡するだけ」なんて口実をつけて元カレに連絡なんてしないもの。話を聞いてほしいだけなら女友だちがいるもん。元カレと友だちにならなきゃいけないくらい女友だちが少なければ話は別だけど、「みずから進んで元カレと友だちになりたい」とか、女にはナイナイナイ。

もし女のほうから連絡しちゃうとしたら、それは「本当に別れる必要があったのか?」「あのときの自分はあれでよかったのか?」と深く後悔したとき。……それか、占い師さんに「その彼こそ運命の相手!」と言われちゃったとかじゃない?(笑)

だけど、男同士だと案外話せないことって多いのよ。愚痴や弱音なんて吐けないよね。あなたの別れた彼が、誰かに悩みを聞いてほしくて「あのさ、ちょっと相談したいことがあるんだよね」とか「なんでも話せるのはやっぱお前だけ」なんて言ってくるかもよ~。

◇実は、未練や下心が……

・「新しい恋がはじまるまでは、未練を断ち切れないから」(36歳/情報・IT/技術職)

・「久々に会いたくなって、下心だけで連絡しちゃう」(27歳/運輸・倉庫/その他)

キタキタキタキターーー! 「今さら元カノに連絡」なんて、相場が決まってる。それは「あわよくば昔のよしみでワンチャンないかな~」という男の下心……。

新しい恋人がいなければ、男性だって人肌恋しくなるもの。“慰めてほしいときの元カノ頼み”ってわけだ。以前はお互いにわかり合えていた間柄。自分のツボをおさえているという点から、安心感もアリってことで。

こういう男性が、ひとりで飲んでいるときに寂しくなって、酔った勢いで連絡しちゃうんでしょうな。慣れ親しんだ元カノに……(笑)。

■「元カノに連絡してしまうことはない」派

◇連絡を絶つことが「ケジメ」

・「元カノなので。話すことがないのはもちろんだが、自分にとっても相手にとっても、ある種のケジメだと思う」(23歳/機械・精密機器/技術職)

・「個人的には、終わった恋はさっぱりというタイプ。それがケジメだとも思うから」(39歳/情報・IT/その他)

実は「男は未練がましく、女は薄情」なんて言うよね。「女々しい」という言葉も男のためにある言葉だし……。“男らしい女”はいても、“女々しい女”とは言わないからね(笑)。

だからこそ、きっぱりケジメをつけるのは男の美学。神崎桃子が思うに「去る者は追わず、来る者は拒まず」精神は立派な恋愛哲学だな~。「自分のもとから去りたい人は無理に引き止めない」……ずっと悔しがったり嘆いたりしている時間などもったいないもの。「新たに自分のもとへ来る人」との未来を考えるべし。

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