忙しく過ごしていると片づけの時間をとれず、部屋が雑然としてしまう…という方は多いはず。部屋をすっきりした状態に保つには、出し入れが苦にならない楽な収納を整えることが大切です。今回はできるかぎりアクション数が少なく、忙しいときでも自然に片づけやすくなる収納アイデアをまとめてみました。
1. バッグや服の置きっぱなしを防ぐにはハンガーラックを
家に帰ってくると、バッグを床に置いたり、アウターを椅子やソファの背もたれに掛けたりしてそのままにしてしまうことってありますよね。いつもクローゼットまでたどり着けない方は、よくものを置いてしまいがちな場所にハンガーラックを置いてみてはいかがでしょう?
バッグをフックに、アウターをハンガーに掛けるだけならそれほど手間ではないはず。とにかくファッションアイテムはそこにまとめると決めてしまえば、服やバッグが散乱している状態が防げ、整った状態に見せられます。
2. クローゼットの扉をあえて外してオープンに
そもそも、クローゼットの扉や押し入れの襖があることがしまいにくさの原因になっていることはありませんか?扉があることでデッドスペースが生まれたり、中身を隠せる分、なんでも放り込んでしまって窮屈な状態に…なんてことも起こります。
それなら思い切って扉を外してしまうのも手。クローゼットの扉は実はドライバーで取り外せるものが多いのです。
開け閉めのアクションなしにすぐに手に取れてしまえるのは楽なもの。また、お気に入りの服がいつも見えていれば気分が上がり、きれいにしまおうというモチベーションにもつながるので、服が好きな方に特におすすめです。
3. 収納ボックスは適切な大きさを選ぼう
収納ボックスの中身がすぐにごちゃつき、手でかき分けるようにしてものを出し入れしているなら、ボックスが「深すぎる」か「大きすぎる」のかもしれません。収めたいものの大きさや量に合ったボックスを選ぶだけで、使いやすさは大きく変わります。
収納ボックスを買い直す余裕がない方は、小さめの空き箱やブックエンドなどを活用してうまく仕切り、中身が倒れたり混ざったりしないように工夫してみてください。
4. よく使う小物は引き出し収納で奥まで取り出しやすく
棚の奥や重ねたボックスの下のほうは、取り出しにくくしまいにくい「魔のスペース」になりがち。時間があるときはまだしも、忙しいときはなおさらです。
サッと取り出せることを重視するなら、イチ押しは奥まで見渡せて簡単に手が届く引き出し収納。よく使うものや小さめのものを前のほうに配置し、少し引き出しただけで出し入れできるようにするのがおすすめです。
5. オープン棚やカラーボックスを引き出し収納に変えて
今ある棚やカラーボックスを奥のほうまで使いやすくしたいなら、1つの段にちょうどよく収まるサイズのボックスを置けば、引き出し収納に早変わり。
複数の段にボックスを置く場合は、なるべく同じ素材や色のボックスで揃えて統一感を出すことも心がけましょう。
6. 収納アイテムが多すぎないかのチェックも重要
上記のように収納ボックスなどを活用するのは大切ですが、増やし過ぎにはご注意を。開け閉めや仕分けの手間ができて、面倒に感じてしまう可能性もあるためです。積み重なっていたボックスをあえて減らすと、空間にゆとりができて片づけやすくなる場合もあります。
片づけにくいな、ものが出しっぱなしになりがちだなと感じたら、収納アイテムやアクション数の多さが原因になっていないかもチェックしてみましょう。
忙しくても片づけやすくするアイデアをご紹介しました。簡単なことだけれど、意識していなかった!というアイデアを見つけた方もいるのではないでしょうか?ぜひ参考に、スムーズに片づけができる部屋を目指してみてください。
photo / goodroom
新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal