長く使い続けられる革バッグは、心からお気に入りと言えるものを選びたいもの。今回ご紹介する「mercredin.(メルクルディン)」のバッグは、加工を最低限にすることでずっと触っていたくなるような柔らかな手触りに仕上げられています。やさしげで上品な雰囲気のものが多く、きっとあなたのお気に入りが見つかるはず。
革本来の柔らかさを残したバッグや小物
「mercredin.(メルクルディン)」は、村田 彩実さんが革本来の風合いを大切にしながらバッグや小物を手作りしているブランドです。
もとは趣味で革小物を手作りしていた村田さん。仕事をしながら革を使ったアイテムを制作する教室に通い、自分で作ったバッグを持ち歩いていたところ、友人からも作ってほしいと頼まれるように。次第にイベントなどで販売し始め、今では革製品の制作に専念するようになりました。
自身が使いたいと思うものや友人からの希望を受けて作り始めたバッグは、ソフトで上品な雰囲気のものばかり。表面のコーティング加工を最低限にとどめた一枚革で作られたものがほとんどで、触れてみると驚くほど軽く柔らか。革とはこんなに繊細でしなやかなもなのだと、改めてその魅力に気づかせてくれます。
さまざまなシーンにおすすめの丸底バッグ
それでは、mercredin.のバッグをいくつかご紹介します。
一見縦長の直線的なフォルムですが、底が丸くなっていることで柔らかさが加わった「poire」。肩紐を片側に引っ張ると斜めがけにもできるようになる2way仕様で、スマートフォンやお財布・手帳なども収まる使いやすいサイズ感。少し厚手でシボ感のある革がきちんとした印象を与え、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。
ギャザーが寄ったバッグはエレガントな雰囲気
ギャザーが寄ったような丸みのある形が印象的な「figue」。上でご紹介したpoireと同じ革を贅沢に使い、上部をくしゅっとまとめるような形に。取り外し可能なフリンジや金具・細い肩紐などもエレガントさを引き立てます。このバッグを合わせれば、シンプルな服装も華やかなスタイルに早変わりしそう。
柔らかな表情が楽しめる大きなトートバッグ
続いての「voyage」は、大きなサイズで容量があり、名前のとおり一泊旅行などに使えそう。ジャケットなどに使われる薄くしなやかな衣料用の革でできていて、小さく折りたためるほど柔らか。ごくシンプルな四角い形ですが、持つと体に寄り添ってたわみ、その都度表情が変わるのを楽しめる大人なバッグです。
小さなトートバッグはホックやベルトが機能的
同じく衣料革を使ったベーシックな形の「petit」。口元はホックで留められるので、中身が丸見えになってしまうのを防いでくれます。また、内側にあるベルトを留めるとマチありのコロンとしたフォルムに、外すと平らなスクエア型に、と形を変えられるのも魅力です。
エコバッグのようにラフに使える三角形のバッグ
珍しい三角形のバッグ「gateau」も素敵です。凹凸のないフラットな作りになっている分、独特の形が引き立ちます。こちらも柔らかい衣料革でできていて、エコバッグ感覚で気軽に持ち歩くことができます。サイズが2つあり、Lサイズの中にSサイズを入れて、バッグインバッグのように使う方もいるそう。シンプルだからこそ、自由な持ち方が楽しめます。
取り扱い店舗やオーダー会へぜひ
mercredin.ではバッグ以外に、お財布やキーリングなども作られています。サイズが豊富なポーチは、バッグとセットにしてポケット代わりに使うのもおすすめだそう。
オンラインショップではSOLD OUTになってしまっているものも多いですが、セレクトショップなどでも取り扱われているので、詳細はHPをご確認ください。
また、各地でカスタムオーダー会も行っていて、中には革の色や長さなども自分で選ぶことができるバッグもありますよ。直近のオーダー会はURBAN RESEARCH Make Store 阪急うめだ店で、11月14日(水)から20(火)まで開催されています。お近くの方はぜひ足を運んではいかがでしょうか?きっと長く愛用したくなるバッグに出合えるはずです。
mercredin.