現代の『ロミオとジュリエット』のような悲しいラスト?
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最愛のプロデューサー・新井さんが、本作に『ロミオとジュリエット』の要素を加えているとインタビューで語っていただけあって、大輝と梨央は刑事と被疑者という敵対する立場上、お互いが本当は好きで心配で仕方がないのに、世間的には親しくすることははばかられる関係というもどかしさがロミジュリを感じさせますね。
本家のロミジュリでは、ロミオとの愛を貫くためにジュリエットが一時的に仮死状態になったことを、ロミオは死んでいると勘違いして自殺。息を吹き返したジュリエットもそれに絶望して自殺するという悲しいラストですが、最愛でもラストに起こると思われる血を浴びた梨央のカットが序盤にありました。
ロミジュリをもしなぞっているのなら、大輝が梨央のために亡くなる……なんてラストもあるのかもしれません……。
そして、公式の過去の相関図に掲載されている陸上部員5人のうち、唯一まだ現代に登場していない高城(菅原健)などまだまだ謎が控えていそうですね! 「殺されたって仕方ない」という予告の橘の不穏なセリフなど、次回も期待です。
(やまとなでし子)
※この記事は2021年11月25日に公開されたものです