一つひとつ丁寧な手作業で、ギフトボックスやジュエリーボックスなどの小箱を制作している「ouvrir(ウーヴリール)」。ouvrirはフランス語で「開ける」という意味を持っています。ボックスを開ける瞬間がより愛おしく感じられる、胸がときめく小箱をご覧ください。
手作りの小箱から感じる、心ときめく特別感
「ouvrir(ウーヴリール)」は、ギフトボックスやジュエリーボックスなど、わたしたちの心をときめかせる紙箱の数々を制作しているボックスブランド。デザイナーの井上さんの手によって、洗練された雰囲気を持った小箱たちが一つひとつ丁寧に制作されています。
ouvrirを始めたのは、流れ着いた貝殻や瓶、古い切手、アンティークジュエリーなど、時を経て手元にたどり着いた小さな愛おしいものたちを大切にしまえる小箱があれば…という思いを持ったことがきっかけだったのだそう。ouvrirのボックスは、まさに宝物をしまっておきたくなるような特別感にあふれたものばかりです。
ふたの裏にメッセージが込められたジュエリーボックス
こちらのボックスは、昔ヨーロッパで使われていたアンティークのジュエリーケースをイメージして作られたもの。まずはじめに厚紙で箱を組み立て、その上にさまざまな種類の紙を貼り付けて制作されています。ベルベットや毛皮のような質感がある特殊な紙を使用しているので、どれも高級感あふれる仕上がり。ふたを開けた裏側にはフランス語のフレーズが入っていて、こちらも手描きされているとのこと。「Espoir(希望)」や「Avec toi(あなたと共に)」など素敵な言葉が並んでいるので、贈り物をする際は相手へのメッセージを込めてフレーズを選ぶのもいいですね。
より宝物を大切にしたくなるイニシャルボックス
こちらはエンボス加工された紙を使ったイニシャルボックス。ふたに入っているイニシャルも、先ほどのジュエリーボックス同様に手描きで入れられているのだそうです。お名前や思い入れのあるアルファベットを選んで、一生ものの宝物を入れてみてはいかがでしょうか?楕円形のボックスを彩るゴールドカラーのエレガントな雰囲気や、ぼこぼことした質感の手触りも、存分に味わってください。
鑑賞用のボックスも展開されています
こちらは観賞用のボックス。ざらざらとした質感の特殊紙を使って制作した八角形のボックスの中に、儚げな綿毛の標本がしまわれています。眺めていると、ほんわかとやさしい気持ちを運んできてくれるような気がしますね。ギフトとして贈って、大切な人にもそんな気持ちをお裾分けしてみてはいかがでしょうか。
箱を開ける瞬間の愛おしさをぜひ味わって
ブランド名のouvrirとは、フランス語で「開ける」という意味。箱を開ける瞬間が愛おしく感じられるのは、中に入っているものがあなたにとって大切なものであったり、大切な人から贈られたプレゼントであるからに他なりません。ouvrirの小箱は、そんなあたたかな気持ちを誰かの手元へとお届けする素敵な役割を果たしています。これからの季節、クリスマスプレゼントを贈る箱としても活躍してくれそうですね。
現在は、東京都千代田区にあるセレクトショップ「FESTINA LENTE」にてお取り扱いがあるとのこと。また、12月1日(土)~9日(日)までは福岡のギャラリー「QUONA」にて展示会を行うそうです。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。
photo / ouvrir
ouvrir(ウーヴリール)