あなたは当てはまっていませんか?
メンタル不調は、日々の積み重ねの結果です。メンタル不調になりやすい人の共通点から傾向を知り、予防意識を高めましょう。
fumumu取材班が、詳しい話を聞きました。
①スケジュールが分刻み
「メンタル不調になりがちな人ほど、分刻みでスケジュールを詰め込んでいる印象です。時間に余裕がないから、一つが狂うとその後の予定が全て狂い、余計なストレスを抱えてしまう…。
本人も薄々それが分かっているから、余計に追い詰められ、心の余裕も持てない状態になっている気がします」(30代・女性)
トラブルや休憩を見越して、余裕を持ったスケジューリングを心がけたいものですね。
②タスクの重要度が曖昧
「タスクの重要度が曖昧だと全てにフルコミットしなければならず、気が抜けません。
結果、一日の終わりには心身ともに疲れ果て、それが慢性化してメンタル不調になっている気がします」(30代・女性)
重要度が低いものは、適度に力を抜くことも大切なようです。
③やるべきことが多すぎる
「メンタル不調で休職した同僚のフォローをした時、やるべきことが多すぎることに気づきました。
でも、本人はやるべきだと思っているけれど、誰からも求められていないし、やらなくてもいいことも多かったです」(20代・女性)
本当にやならくてはいけないことか、常に確認することが大切そうですね。
④自分のキャパを分かっていない
「自分のキャパを分かっていない人は、メンタル不調に陥りがち。
キャパ以上のタスクを詰め込んでしまうから常にキャパオーバーで、どんどん追い詰められていく傾向がある気がします」(30代・女性)
「期待値を下げる」というのも、大事なメンタルケアの一つなのかもしれません。
⑤根性論になりがち
「逆説的ですが、根性で解決しようとする人ほど、メンタル不調になりがちな印象。
本来無理なことを根性論で乗り越えようとするから、自分でも気づかないうちに自分を追い詰めてしまうのだと思います」(30代・女性)
力を入れる方向を間違わないようにしたいものですね。
年末は、いつも以上に時間も心も余裕が少なくなりがちです。これらのポイントに一つでも当てはまった人は、意識しつつ、行動を見直した方がいいかもしれません。