大手メーカーからハンドメイドものまで、さまざまなブランドから展開されている帆布トート。色も形も素材の厚みも様々で、どれを買えばいいか迷ってしまいますよね。そこで、鞄マニアでもあるSheage編集部スタッフが、記事でご紹介した中から実際愛用しているものなど、おすすめトートバッグをピックアップしました。
定番ブランドで信頼できるトートバッグを
帆布バッグの定番ブランドともいえる「TEMBEA(テンベア)」。そのバッグの多くは、バゲットや本など、中に入れるものを具体的にイメージしてデザインされています。
素材には主にコットンキャンバスを使用。繊維が長く均一のためムラが少なく、独特の光沢と耐久性を持っています。さらにパラフィン(蝋引き)加工を施しているため、通常のキャンバス生地よりも防水性に優れているのも特徴です。
「北参道にあるお店にフラッと寄って、そのまま買ってしまった横型トートバッグを、もう8年も使っています。当初から程よく柔らかで、肩に掛けたとき体に沿ってくれる感じでした。今はクタッと馴染んできた感じ。使用感はだいぶ出ていますが、壊れずまだまだ使えます。横長なので中身も取り出しやすいのが嬉しいです。」(編集・ライター ゆりか、以下同様)
柔らかな素材で、使い込むほど手に馴染む
麻や帆布を使ったバッグを展開する「pour des lunettes(ぷぅあ で りゅねっと)」。重松 美由紀さんが、毎日せっせとミシンを踏み、さまざまなトートバッグを手作りしています。
どのバッグも、落ち着いた雰囲気の深みのある色味で、使いやすさにもこだわった丁寧な作りがポイント。
「丸みのある形が愛らしく、裏地の色にもこだわりを感じます。記事を書いた後、母に写真の蓋付き丸トートSをプレゼントしてとても喜ばれました。
母からは、『横長で下広がりの形が本当にかわいい。蓋があって中身が見えにくいのもお気に入り。蓋の端にある眼鏡のマークが入ったレザータグもかわいい。表地は8号帆布で柔らかめ。使い込むほどにクタッとしてきています。』との感想が。」
底の丸みやポケットの位置にこだわりあり
自然に囲まれた福岡県の糸島で、バッグや服を制作している「pas de deux(パドドゥ)」。
おすすめは、底が丸いフォルムのトートバッグ。素材には程よい厚みの8号帆布が使用されていて、使い込むほどに柔らかくなっていきます。ニュアンスカラーやこっくりとした渋めの色が揃っていて、大人の装いに合わせやすそう。
「丸みのあるやわらかな感じのデザインが可愛いです。私は、ショルダーバッグとトートバッグを使用しています。ショルダーバッグはポケットがいたるところにあり、使い勝手抜群。トートは丸みのある形やポケットの位置も個性的で好きです。
パッと見ではハンドメイド感はないけれど、持ち手のステッチや、内側の縫製がとてもきれいで、作家さんの細やかな配慮や優しさを感じています。」
シンプルだけど人と差の付く上品トート
「DOUCEMENT(ドゥースマン)」は、田中 真里子さんが帆布やリネンを使ったアイテムを手作りしているブランド。
奇をてらわないシンプルなデザインで、柔らかな風合いと深みのあるカラーが引き立ちます。カジュアルすぎず、大人の女性に似合う上品さが魅力的。
「いつか買いたいなと思っているブランドさんです。ベーシックなトートをちょっと縦長にしているのがお洒落。ビンテージっぽい風合いやニュアンスカラーも素敵だなと思っています。」
鞄マニアがおすすめする帆布バッグ、気になるものはありましたか?
実際使用している人のレビューは、一番信頼できるもの。ぜひ参考にして、貴方にぴったりのバッグを見つけてくださいね。
※各商品販売状況は変動します。売り切れの可能性もございますので、ご了承ください。
TEMBEA(テンベア)
東京:東京都渋谷区神宮前1-1-12 #103
京都:京都市中京区布袋屋町527
pour des lunettes(ぷぅあ で りゅねっと)
pas de deux(パドドゥ)