おしゃれで非日常感のある、ホテルライクなリビングルームをつくるためにはどのような工夫をすれば良いのでしょうか。今回は実例を基に、ホテルライクなリビング作りの方法を6つご紹介します。ワンルームなどの狭いリビングでも叶うアイデアも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
憧れの「ホテルライク」な部屋にしたい
ホテルのようなリビングルームは誰もが憧れるもの。
そんな部屋作りに欠かせないのが、「空間を仕切らず、ゆったり暮らす」ということ。比較的モノが少なく、あまりごちゃごちゃしていない印象で、インテリアに統一感を持たせるのも大切です。他にもアートを飾ってみたり、一点ものの照明にするなど、特別感のある雰囲気作りも重要なポイントに。それではさっそく6つのアイデアを見ていきましょう。
アイデア1:海外のSNSを参考にして上質な素材を取り入れる
こちらは、25平米ほどの1Kのお部屋にお住いのyokoさん宅。常に心がけていることは、生活感のあるアイテムや必要のないものはなるべく隠すようにすることだそう。ローテーブルの天板は、壁紙屋本舗で購入したという大理石風シートでリメイク。海外風のインテリアが好きで、pinterestやInstagramを参考にされているそうです。
アイデア2:「隠す」・「見せる」収納を使い分ける
続いてご紹介するのは2Kの間取りをリノベーションして、40平米ほどの広めのワンルームとして新たに生まれ変わったという武田さん宅。色数は最小限に抑え、シンプルでニュートラルなゆとりある空間づくりを心がけているのだそうです。
こちらのお部屋のように、収納があまり表に出ていないこともすっきりと見えるポイントの一つ。
外に出している服は、よく着るものだけをミニマムなコートハンガーに。本や雑誌は木製パレットを使っておしゃれに見せる工夫をしているそうです。
アイデア3:インテリアグリーンを飾る
こちらは、30平米ほどの1Kに一人暮らしをしてるというタカヒロさんのお部屋。
ヴィンテージ風の木の色とアイアンの黒というクールな雰囲気の中に、ところどころに配置された小さなグリーンが印象的。シンプルな中にも温かみのあるお部屋に仕上げられています。
ただ配置するというわけではなく、ポスターが3点なら周りに配置する植物も3点と規則性を持たせたり、ポスターに使われている色もインテリアと合わせて色数を極力絞るなど、計算づくしなのが素敵ですね。
アイデア4:厳選したアートを1つ飾る
nullnemさんがお住まいなのは30平米弱の1K。テレビボードとローテーブル、チェストはすべて無印良品のもの。3つとも同じ木の素材で揃えられているため、よりすっきりと見えます。そんなすっきりとした空間にさりげなく置かれたアートが素敵ですね。
こちらはnullnemさんがお好きなイラストレーターさんから購入されたというイラスト原画。気分次第で好きな場所に移動しながら鑑賞しているのだそう。さりげなく置くだけでお部屋のワンポイントにもなり、おしゃれ度がグッと上がりますね。
アイデア5:デザイン違いのクッションを無造作に置く
北欧モダンの1Kのお部屋にお住まいなのは、デザイナー兼イラストレーターとして活躍中のsenaさん。全体が白や黒、グレーなどモノトーンでまとめられたシックな空間です。ホテルライクな要素の一つとして挙げられるのは、デザイン違いのクッションを複数並べているところ。ベッドの上にさりげなく並べられているだけでおしゃれ度がアップしますね。
アイデア6:壁紙や床材をリメイクしてよりおしゃれな印象に
のりまいさんご夫婦とワンちゃん1匹がお住まいなのは、築40年ほどのマンションの1LDK。無垢フローリングや木の扉など、細部にまでこだわったというリノベーション物件です。こちらのお部屋では、壁紙屋本舗で購入したという剥がせる壁紙を使って、一辺を少し暗めのグレーにしたのだそう。空間が引き締まって、クールな印象に仕上がっていますね。
少し印象を変えるだけで見違えるほどおしゃれに
インテリア達人たちの実例とともに、狭いお部屋でもホテルライクなリビングにするためのテクニックについてご紹介しました。家具やインテリアの選び方や配置の工夫など、どれも参考になるものばかり。なかには少し変えるだけの即実践可能なアイデアもあるので、ぜひ実際に試してみてくださいね。
photo / goodroom journal
新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal