3月1日、ニチレイフーズから新たな冷凍食品「冷やし中華」が発売。電子レンジで温めると冷たく仕上がる独自技術を使用しており、麺もタレも具材もすべてセットに。食べたいときに冷凍庫から取り出し、レンチンするだけでOK! その手軽さや味わいを実際に調査してみました。
日に日に進化する冷凍食品。3月1日、ニチレイフーズから新たな冷凍食品が発売されます。なんと、電子レンジで温めると冷たく仕上がる「冷やし中華」なのだとか! 一体、どういうこと……? 試食の機会をいただいたので、詳しくリポートします!
特許出願中の新製法! 電子レンジで冷たく仕上がる独自技術
ニチレイ「冷やし中華」
3月1日から発売されるニチレイの新商品「冷やし中華」は、電子レンジで指定の時間温めると、冷たく仕上がる独自技術が使われています。また、自社工場で作った打ちたての麺を急速凍結しており、生麺のようなつるつるとした喉越しが楽しめるそう。
ボールペンを横に並べて比べてみました。かなりのビッグサイズ
パッケージは幅がおよそ28cm、高さは約5cmあり、一般的な冷凍食品よりもボリューミーなサイズです。
麺も、タレも、具材も入ってる! さらにアレも……?
開けてみるとトレイが2段重ねになっていました。だから高さがあったのですね。上段には色とりどり4種類の具材が。自家製煮豚、錦糸卵、刻みオクラ、紅しょうが。どれもカチカチに凍っています。
常温で解凍する冷やし中華のタレの下には、中華麺と……えっ、氷がそのまま入ってる!?
パッケージ裏面にある作り方を見ると、「氷が入っていますが、そのまま調理してください」とあります。
そもそも電子レンジは、食品内の水分をマイクロ波で振動させて加熱する仕組み。ただ、氷はマイクロ波の影響を受けにくいそうなのです。その特性を活用したのがこちらの冷やし中華。電子レンジで温めても氷が残るとのことで、実際にやってみましょう!
電子レンジで加熱! どう変わった?
500Wの電子レンジで3分30秒加熱してみました。すると……?
少し透明になっていますが、氷がしっかり残っています! 麺は白っぽい色から黄色に。具材はしっかり解凍されていますね。容器も熱くなく、素手で問題なく持てました。
電子レンジ加熱前は箸も刺さらないほどカチカチだった麺が……。
軽くほぐせてスッと持ち上がるように! この時点で少し麺に触れてみると、軽く熱を持っている状態。
しかし、常温で放置していた冷やし中華のタレを加え、氷が入った麺とよくあえると徐々に冷たくなってきました。タレは3分程度で液体になるので、待ち時間もありません。
さっそく試食。生麺のようなコシ&飽きの来ない特製醤油だれが良い!
具材を盛り付けてみると、立派な冷やし中華が完成。本当に手間いらず、合計5分程度で出来上がりました!
実際に食べてみると、麺が本当につるつる、シコシコ! しっかりとしたコシで食べ応えがあります。タレは特製の醤油だれ。3種類の酢を使っているそうで、酸味と甘味のバランスがちょうど良いですね。私は普段、冷やし中華にからしやマヨネーズを付けて味変をすることが多いのですが、最後までそのままでおいしく食べられました。