都市観光ホテル【OMO5小樽 by 星野リゾート】が2022年1月にオープン。昭和8年(1933年)建築の旧小樽商工会議所をリノベーションしたアンティークな雰囲気の歴史ある建物に泊まれます。サウナ付き大浴場や趣向を凝らした朝食とディナー、「ご近所ガイドOMOレンジャー」が案内するレトロな街めぐりなど楽しさいっぱい。OMO5小樽で北国の古き良き港町を満喫しましょう。
|北の大地の歴史的建物に泊まる
ホテルがあるのは、「北のウォール街」と呼ばれる歴史的建造物が建ち並ぶエリア。石造りやレンガ造りの北海道らしい建物が見られます。ホテルは2009年まで使われていた旧小樽商工会議所をリノベーション。廊下でつながる北館(新館)にエントランスとフロントがあります。歴史の街小樽を感じる滞在を、ぜひ楽しんでみてください。
▲3階建ての「南館」旧小樽商工会議所と7階建ての新館からなるホテル
▲アンティークな品々がフロント周辺に飾られます
古い映写機や地球儀など、旧小樽商工会議所で使われていた品々がいたる所に展示され、館内散策も楽しめます。
▲ブランド名の後ろにある数字はサービスの幅を表します
北海道から沖縄まで、星野リゾートが全国展開する都市観光ホテル「OMO(おも)」は、旅の目的や過ごし方、サービスなど、予算にあわせたホテル選びが可能です。全ての施設に共通するのは「ご近所ガイドOMOレンジャー」と、周辺の飲食店や観光スポットを印した「ご近所マップ」、自由に使えるラウンジ「OMOベース」です。
▲ロビーの一画に設けられた旅の情報発信基地「OMOベース」
ロビーの奥には大きな「ご近所マップ」が掲げられ、ホテル周辺の飲食店や旅に役立つお店が紹介されています。スマホでQRコードを読み込むとグーグルマップが表示され、場所を探すのも簡単です。
▲商工会議所時代に使われていた分電盤
ご近所マップの横にある蓋を開けると、古い分電盤の跡。セロハンテープで留められたメモ書きやチョークの数字は、商工会議所当時のまま。小樽の発展を支えた人々の息遣いが感じられます。
▲商工会議所で使われていたアンティークな鍵も吊るされていました
▲ロビーの一画にある「オルゴールライブラリー」。小樽土産としても知られるオルゴールを展示します
面白い形のオルゴールもたくさんあって、お気に入りのオルゴールを借りて部屋で楽しむこともできます。特に南館の客室は天井が高いので、ノスタルジックな音色がキレイに響きます。
▲昔のままの階段はフォトジェニックなスポットです
▲艶やかな木材と白壁で仕上げられた館内は、大正時代か昭和初期にタイムスリップした雰囲気
▲商工会議所時代の蔵書も飾られます
廊下の書棚には、初版発行以来70年間改定し続けている日本の総合法規集「現行日本法規」が納められ、歴史の重みを醸します。