毎日をごきげんに暮らしているあの人に、生活にプラスの影響を与えてくれたモノ、最近買ってよかったアイテムを教えてもらう連載。今回はミニマリストのioriさん。想いがこもったインテリア・雑貨を紹介していただきました。
今回アイテムを紹介してくださったのは、ioriさん。主にTwitterを中心に雑貨やインテリア、建築などにまつわる情報を発信しています。ioriさんが切り取る世界はいつも洗練された印象で、どの投稿を見てもうっとりとしてしまうばかり……。
窓辺の棚の上には、イサムノグチの照明「AKARI」シリーズも。
そんなioriさんに、最近買ってよかったモノ、暮らしを豊かにしてくれたアイテムについて聞いてみました。
1. アート感覚で時計を飾る。ユンハンスの掛け時計
まず一つ目に紹介してくださったのは、JUNGHANS(ユンハンス)の掛け時計。こちらはバウハウス最後の巨匠Max Billのデザインのもの。「機能的で造形的にも美しく」と言う理念の元で作られたのだそう。
ニューヨーク近代美術館「MoMA」の永久収蔵品でもあります。
JUNGHANS / Wall Clock(by Max Bill) 49000円ほどで購入
「現状知る限りで最も美しい掛け時計だと思っていて、一生の付き合いになると確信して購入しました」
どの角度から見ても美しい時計です。
「時計は生活感の出やすいアイテムですが、現代社会で生活する上で、なくてはならないもの。空間を損なわず、アート感覚で飾りながら正確に時刻を確認できるところが気に入っています」
2. 置いているだけで空間の質が上がる。「WRAPPED STONE」
続いてioriさんが紹介してくださったのは、何やら不思議な形をした石のオブジェ。これは茶庭などに置かれる「関守石」を、現代の作家が独自に再構築した「WRAPPED STONE」というコンテンポラリーなオブジェなのだそう。
作家が吟味して採取した石に、レザーやワックスコードなどで伝統的な結びを施しています。
HOW TO WRAP / WRAPPED STONE 5000円~8000円ほどで購入
「千駄ヶ谷にあるライフスタイルショップ『THINK OF THINGS』で購入しました。もとはお世話になっている知人のブランドなので気になったのがきっかけです。伝統的な文化を再解釈し、現代的に昇華させている点に惹かました。自然物と人工物の組み合わせが美しいんです」
お部屋のちょっとした棚に置いたり、ギフトでも喜ばれそうな、とても素敵なアイテムです。
「自然物の美しさを自宅で味わうことができます。雰囲気のあるプロダクトで、置いているだけで空間の質が上がるんです」
3. 部屋の印象を引き上げる収納ボックス。メッテ・ディトマー「コンクリートトレー」
最後に紹介してくださったのは、METTE DITMER(メッテ・ディトマー)のコンクリートトレー。
ベイクドカラーのコンクリートを用いたトレーで、ioriさんがお持ちになっているのは日本のブランドにはないカラースキームなのだとか。
METTE DITMER / Concrete Tray 8000円程度で購入