太っていないのにお腹だけぽっこり…
大して太っていないのに、下腹だけぽっこりしている人は、内臓が下垂してゆるんでいるから、とはヨガインストラクターの大友麻子さん。内臓のゆるみに効果的な習慣を教えてもらいました。
下垂して捻れた腸は、ぽっこりお腹の原因にも。
大友麻子さん 重力の影響で内臓は下垂します。特に腸は、平均1.5mと長いので、下垂や捻れが起きやすく、その結果下腹が出てしまうんです。
腸が潰され捻れると、その活動は衰えて便秘になりやすいし、代謝が滞って痩せにくい体にもなる。
WARMING UP
1、両手・両膝を床につけ四つ這い。足は腰幅、手は肩幅に広げ、腕と太ももは床に対して垂直に。
2、息を吐きながら、両手を20~30cm前にスライドさせ、ゆっくり胸を床に近づける。
3、胸や肩は伸ばしながらお尻を上に突き出すようにして額かあごを床につけ、5回深呼吸。
内臓ゆるみをリセット:お尻上げ
重力の影響などで下垂しやすい腸は、頭より高い位置にして刺激すれば動きが活発化する。横隔膜を上下に動かし、内側からもマッサージするため、ひと呼吸ごとにしっかり吐き切るのがポイント。
1、仰向けになり、体に添うよう自然に両手を伸ばし、手のひらを床に向ける。両足は軽く開き、膝を立てる。
2、息を吸いながら両手で床を押し、お尻を床から上げる。そのままの状態で深い呼吸を5回繰り返す。
【TRY!】体の下で手を組み、腕を肩の内側に入れるイメージで寄せながらお尻を持ち上げれば、強度がアップ!
大友麻子さん ヨガインストラクター。「YOGA STUDIO TOKYO」主宰。原宿と阿佐ヶ谷に教室があり、ヨガや瞑想、筋トレ、ジャイロ、妊婦クラスなどがある。オンラインレッスンも実施中。
トップス¥10,450 レギンス¥13,200(共にジュリエ ヨガ アンド リラックス TEL:03・5720・8256)
※ 『anan』2022年1月26日号より。写真・中島慶子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・大伴理奈(NMT inc.) 取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
※ 2022年1月20日配信
長く続けられる習慣を見つけよう
美しいくびれを作り、さらにキープするには、お腹を引き締める習慣を長く続けることが大切。自分にあった方法を見つけて美しいくびれを目指しましょう!